Ubuntu Raspbian でsuでrootユーザーになれないときの対処

１．UbuntuとRaspbianはセキュリティーの関係上デフォルトでrootのパスワードが設定されていません。

XXXX@raspberrypi:~$ su -
Password: 
su: Authentication failure

sudoで使っているパスワードをつかってもこうなってしまいます。

原因：UbuntuとRaspbianはセキュリティーの関係上デフォルトで
　　　rootのパスワードが設定されていません。

2.どうしたらよいか

対策としてはrootにパスワードを与えてあげないといけないので
passwd　コマンドをつかってrootにパスワードをあたえてください

「sudo passwd root」これを入力してね

※rootにパスワードを与えることはセキュリティーホールになるので
パスワードをつけるときは慎重にかんがえてからおこなってください。

sudoのパスワードをいれたあとにあたらしいパスワードの入力を2回もとめられるので
新しいパスワードを入力してあげてください

XXXX@raspberrypi:~$ sudo passwd root
[sudo] password for XXXX: 
Enter new UNIX password: 
Retype new UNIX password: 
passwd: password updated successfully
XXXX@raspberrypi:~$ su -
Password: 
root@raspberrypi:~# 

rootになることができました。

こういう書き込みで　もとに戻すのはどーすんだ！！　というのが多いので
元に戻す方法も書いておきます。
「sudo passwd -l root」これを入力してね

XXXX@raspberrypi:~$ sudo passwd -l root
passwd: password expiry information changed.

これで元にもどりました。

su: Authentication failure
XXXX@raspberrypi:~$ su -
Password: 

rootになれないので元通りです。

追記

コメントで内緒の指摘をいただきましたありがとうございます。

詳しく調べると
suでは現在のユーザーのカレントディレクトリや環境変数も引き継がれてつかえる
su - だと環境変数が引き継がれない

こういう違いがありました　ありがとうございました