経緯
直近でAIの進歩が目覚ましく、PC上で行えることのほとんどをAIのリソースで構築できるようになってきています。名刺の自動読み取りツールや決算書の読み込みなど、本来ならば人が考えて設計構築しないといけない部分をLLM(大規模言語モデル)で解決できるようになってきました。
単純作業の効率化やサービスの生成として、ソースコードの生成はより精度が高まってきていますが、RPAをAIを用いて自動生成できるかどうかというところを試してみました。
利用AI
- ChatGPT
- Claude 3
利用RPA
- Power Automate Desktop
Power Automate Desktopについて
Power Automate Desktopを採用した理由として、GUI上でRPAの処理フローを構築することができ、それをコピーしてテキスト形式に直すとそれぞれの処理がRobin言語という形式のソースコードとして書かれているためです。逆に言うと、Robin言語形式でテキストを記載があればPower Automate Desktopで貼り付けして利用できるので採用しました。
結果
結果としてはうまくいきませんでした。出力されたテキストはRobin言語としてどちらのツールも認識はしてくれますが、出力されたものを貼り付けても不明なアクションとして正しいソースとして認識はされませんでした。
Robin言語のドキュメントが少なく、文法の知識がないのかもしれません。自動のRPA構築にはMicrosoft CopiIotのサービスを待った方が良いかもしれません。