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PythonでラズパイのCPU温度を測定する

Last updated at Posted at 2020-07-31

Raspberry PiのCPU温度はvcgencmd measure_tempで取得できます。
モニタリング用に1秒ごと60回測定し、最後にその平均を表示するようにしました。

追記

軽量化した改良版を公開しました。
情報を取得するモジュールをsubprocessからopenに変更して負荷を軽減しています。

#コード
使用言語はPython3.7です。
ラズパイではPythonと打つと標準ではPython2が出てきますが、3.7とは互換性がないのでエラーとにらめっこしないようお気を付けください。
え?そんなことするのは私だけですね。ハイ。
sudo chmod a+x temp.pyで実行権限を付与して./temp.pyとすれば動きます。

temp.py
#!/usr/bin/python3.7

import subprocess
import time
import sys
import re

num = 60
ave = 0

print(subprocess.run('lsb_release -a', shell=True, encoding='utf-8', stdout=subprocess.PIPE).stdout)

try:
    while num > 0:
        temp = subprocess.run('vcgencmd measure_temp', shell=True, encoding='utf-8', stdout=subprocess.PIPE).stdout.split('=')
        freq = subprocess.run('vcgencmd measure_clock arm', shell=True, encoding='utf-8', stdout=subprocess.PIPE).stdout.split('=')
        volt = subprocess.run('vcgencmd measure_volts', shell=True, encoding='utf-8', stdout=subprocess.PIPE).stdout.split('=')

        temp = temp[1].replace('\n', '')
        freq = int(freq[1].replace('\n', '')) / 1000000000
        volt = volt[1].replace('\n', '')

        print('Temp: ' + temp + ', Freq: ' + f'{freq:.2f}' + 'GHz, Volt: ' + str(volt) + ' (' + str(num) + ')')

        ave += int(re.sub('\\D', '', temp))
        num -= 1
        time.sleep(1)
    print('Average: ' + f'{ave / 600:.1f}' + "'C (60s)")

except KeyboardInterrupt:
    sec = 60 - num
    print(' Aborted.\nAverage: ' + f'{ave / sec / 10:.1f}' + "'C (" + str(sec) + 's)')
    sys.exit()

#工夫したところ
夏休みの自由研究かよっていう見出しですがご容赦ください。
初心者なりに色々調べて書きました。
#####バージョン情報
~~めっちゃ要らないですが、~~最初にLinuxのバージョン情報を表示させてます。
ループ前のprintの中にあるlsb_release -aを書き換えれば好きなコマンドの実行結果を表示できます。
完全に自己満足です。
#####Subprocess
調べたところpythonからコマンドを実行するにはsubprocessが良いようです。
理由はよくわかりませんが長い物には巻かれろということでsubprocessを使いました。
#####温度以外の値
温度だけではつまらないので(何が)、クロック周波数と動作電圧も表示するようにしました。
これが余計と思いきや見ていて結構面白いです。
私の環境では、意外と1.5GHzまでは使っていないですね。
#####KeyboardInterrupt
Ctrl + Cでループを抜けられますがエラーが吐き出されてしまいます。
精神衛生上よろしくないということでループ処理をtryで囲ってCtrl + Cexcept KeyboardInterruptでキャッチしています。
こうすることでエラーも吐き出されませんし、抜けるときの処理も書き込むことができます。
#その他

  • 変数num60を変えれば測定する秒数を変えられます。
  • 本ファイルを/{hogehoge}に置いて、ln -s /{hogehoge}/temp.py /usr/bin/tempとすれば任意のディレクトリでtempと打つだけで本プログラムを実行できます。
  • 趣味グラマーの初投稿故にお見苦しい点が多々あるかと思いますが、ご容赦ください。
  • 「プロ」グラマーの方、何かコメントがありましたら是非ビシバシとご指摘ください。
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