はじめに
最近DB使ってますか?
クラウド全盛の時代なので話題に上がることがめっきり減ってしまいましたが、基本に戻ってDBを使った連携をご紹介します。
DBは自分のPCに入っていたMySQLを使用。(ちなみにMySQLのMyって作った人の娘の名前だったんですね。。。「俺の」じゃなかったのか)
とりあえずテストデータ作成サイトなる便利なサイトがあったのでダミーの従業員データを作成して突っ込んでおきました。
こんな感じでDBにダミーの従業員データが入っています。
連携先はGoogleスプレッドシート。APIを使用する接続先はCDataコネクタが得意としているところです。
あらかじめ次のようなシートを用意しておきます。
DBのデータをGoogleスプレッドシートに入れるときに少し加工したいので、今回はASTERIA Warpという製品を使用します。
ASTERIA Warpは簡単にいうと連携ツールなのですが、CDataコネクタが組み込まれたことによってある時期から接続先が一気に増えた経緯があります。最近流行ってきた?ノーコードツールでもあるので、誰でも簡単に扱えることを知っていただけるよう、早速取りかかってまいります!
#事前準備
- MySQL8 + JDBCドライバー
- ASTERIA Warp + Googleスプレッドシートアダプター
- OAuth認証情報の取得とコネクションの作成 こちらを参照
#RDBGetコンポーネント
DBからデータを取得します。
アイコンをダブルクリックするとSQLビルダーが起動するので、テーブルをドラッグ&ドロップして取得するデータにチェックボタンを付けるだけでSQL文が自動的に作成されます。
#GoogleSheetsPutコンポーネント
Googleスプレッドシートにデータを書き込みます。
ダブルクリックすると「テーブルとフィールドの設定」ダイアログが開くのでテーブルを選択後、書き込むフィールドのチェックボックスにチェックを付けます。
#Mappingコンポーネント
データのマッピングや加工を行います。
入力側のフィールドと出力側のフィールドを線で結ぶこと以外に、関数を置いてデータの加工を行うことができます。
上記の例ではSplit関数とIf関数を使用してデータの加工を行っています。
#実行結果
マッピングしたデータが登録されて、姓名の分割と性別の表記の変換も正しく行われていますね。
#さいごに
CDataコネクタを使用するとどんな接続先でもSQLで処理することができるようになります。さらにASTERIA Warpを使用することでSQL文の組み立てやデータの加工が簡単に操作できるようになります。CDataの機能はASTERIA Warpのマルチセレクトオプションとして提供されているので気になる方は使ってみてください。