最近Twitter(X)にて、VBAを初めて使ったが、編集中に都度エラーが表示されてうっとおしいといった旨の投稿が目に入りました。
端的に言うとVBEのオプションでメッセージ表示の抑止ができることは皆さんご存じだと思います。自動構文チェックのチェックをOFFにするだけですね。(デフォルトON)
私はOfficeを入れるたびにVBEの設定を変更しているので、その情報を残しておけば、何かの役に立つかもしれないと思い、ここに残します。
オプション設定について
編集タブ
エディターの設定タブ
エディターの設定タブでは、フォント指定や、色設定ができます。フォントはお好きなフォントをどうぞ。等幅フォントを指定するのが良いかと思います。
私はPlemolJPを使用しています。
フォントサイズには注意点があり、3の倍数にしていないと等幅フォントでも位置ずれが発生するそうです。
https://x.com/KotorinChunChun/status/1868262514670415962
また、前景色、背景色の選択肢はあまりなく、中間色が選択できません。(無理やり変更する手段もあるみたいですが、DLLを編集するものなので、お勧めしかねます)
設定後の編集画面はこんな感じになっています。
SQL編集画面も変えてみる
ここからはおまけです。
AccessデフォルトのSQL編集画面はフォントも小さく、かなり見づらいと思います。そこで、SQL編集画面の設定も変えてみます。
アクセスのファイル→オプションで下記画面が表示されます。
「現在のデータベース」を選択「Monaco SQLエディターを有効にする」のチェックをON(デフォルトONだったかも)
この項目はM365になってからでしょうか。
ONにするとサジェストがきいて少し便利かも(うっとおしいだけ?)
オブジェクト デザイナーに移り、クエリデザイン配下の「クエリデザインのフォント」を変更。ここではFirgeを指定しています。フォントサイズを大きくしましょう。
注意点があります。SQL編集画面以外のデザインビューの下部にある項目設定部分のフォントも大きくなってしまいます。そのあたりはバランスを取るしかないのでしょうね。
オワコンだ何だと言われているAccessですが、無事Office2024にも搭載されました。まだしばらく使うことになると思いますので、少しでも使いやすい環境でコーディングできるように設定してみてはいかがでしょうか。