##環境
Qubes OS 4.0.4
※ドメイン・・・Qubesで扱われるVMのこと(だと思ってる)
##ibus-mozcのインストール&設定(Fedoraテンプレートで実行)
sudo dnf install ibus-mozc
##各Fedoraベースのドメインでibusを設定
ibus-mozcをインストールしたら、Fedoraベースのドメイン(personalやvaultなど(templateって書かれてないやつ))をQubes Managerから一旦再起動して、Terminalを開き、
ibus-setup
でibusの設定ウィンドウを開く
####入力方法の切り替えキーを設定する
設定ウィンドウで、Generalタブの「Next input method:」ってところの「...」を押してキーの登録画面を開き、既存の設定である「(Super)space」を削除(delete)し、新たにキーを登録(add)する。登録するキーは半角/全角キーで、キーの名前は「grave」で登録される。
####入力方法の追加
Input Methodタブに移動し、「Add」ボタンを押して「Japanese」を選択し、「Mozc」を選択する
####試しに
同じドメインでFirefoxを開き、検索バーに日本語で入力してみる。
半角/全角キーを押しても切り替わらない場合、一度手動でタスクバーにあるやつ(ENとか「あ」とか切り替わるやつ)を押して、Mozcを選んでからInput Methodを「Direct Input」から「Hiragana」に変えてみる(手動で)。
その後、同じように半角/全角キーを押すとWindowsみたいに全角で入力できる
####自動起動設定
自動起動の設定をしないと、ドメインを再起動したときに全角で入力できなくなる。自動起動の設定をしなくても、「ibus-setup」を毎回入力して、ibusを手動で起動してもいいけど、面倒。
なので、.bashrcに自動起動の設定を書き込む。
あまり難しいことは考えずに、ただコピペするだけ。
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
exec ibus-daemon -rdx
これで一旦再起動してみると、何もしなくてもWindowsみたいに不自由なく日本語が使える。