2020/12/21 更新
2020/11/11にA300のBIOS更新がされています。これを適用することで下記の問題が解消することを確認しています。
お困りの方はアップデートをご検討ください。
ASRock A300 BIOSページ
一年越しにようやくHyper-Vが使えるようになりました
検証環境
下記環境で、Hyper-V, VMwareを共存させた環境が動作することを確認。
| Spec
--- | ---
BIOS | 3.70
CPU | Ryzen 3400G
RAM | 32GB
ホストOS | Win10 Education 2004
Hyper-V ゲストOS | Win10 Pro, Ubuntu 18.04 (これらはVMDKを変換して作成した仮想マシン)
VMware Workstation Player | 15.5.5
VMware ゲストOS | CentOS 8, Windows Server 2019 Datacenter
以下の情報は古いです
やろうとしたこと
Deskmini A300くんを買ってHyper-Vで遊ぼうとした
結論
AMDがろくなドライバを出さないので、Radeonグラフィックスドライバを入れるとHyper-Vが動かない。
回避策は、Microsoft標準ドライバでお茶を濁すか、Hyper-Vを使わないの2択。
もしくはNVidiaグラボを買う。
私はESXiを入れました。
詳細
システム構成
部位 | |
---|---|
OS | Windows 10 Education 1903 |
CPU | Ryzen 5 3400G |
syteminfo
で、Hyper-Vの動作要件を満たしていることを確認。
インストールしたドライババージョン
- Adrenalin 2020 Edition 19.12.3 (執筆当時最新バージョン)
- Adrenalin 2019 Edition 19.7.5 (ネットの海のどこかで「動く」と書かれていたバージョン、動かない)
症状
上記Radeonドライバをインストールしたのち、Hyper-Vの有効化を行い、再起動をするとWindowsの起動の「ぐるぐる」が表示されたのち、画面に何も表示されなくなる。
いずれのバージョンでも
- Windowsクリーンインストール -> Hyper-V有効化は正常動作 (MS標準ディスプレイドライバ+Hyper-Vの組み合わせ)
- Windowsクリーンインストール -> Radeonドライバは正常動作 (Hyper-V無効でのRadeonドライバは動く)
ので、Hyper-VとRadeonドライバの相性が悪いらしい。いろいろググると、ずっと前からこの相性問題は報告されているようなのでAMDは早く修正してほしい。