皆さん、PulseAudioってご存知でしょうか?
GNOMEやKDEとかいうデスクトップ環境でよく使われているサウンドサーバーです。
結構便利で、音の調整とか、出力先の選択も分かりやすく、とても楽になります。
しかし、私の使っているパソコンのマイクが機能しなくなったことに気が付きまして。そこで、いろいろ原因を探ったところ、このPulseAudioに原因があったので備忘録的に記事を作っておこうと思います。
####僕の環境
カーネルのバージョン:4.19.0-8-amd64
Debian GNU/Linux 10
OSをliveUSBで動かしています。
###1.マイクのカードとデバイス番号の確認
pi@raspberrypi:~ $ arecord -l
**** ハードウェアデバイス CAPTURE のリスト ****
カード 0: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 0: ALC269VB Analog [ALC269VB Analog]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
まず、マイクのカードとデバイス番号を確認します。
上記のように打てば、このような感じで出てくるはずです。
ハードウェアデバイスで、「カード 0,デバイス 0」と書いてあるので、このデバイスは「hw:0,0」
というふうに認識されています(多分)。
###2.load_module行を追加
そして、つぎに「sudo pcmanfm」と打ってファイルマネージャーをroot権限で開きましょう。そして、「/etc/pulse/default.pa」を開きましょう。するとこのような画面になるはずです。
この中のどこでもいいので(後でわかりやすいように一番下がおすすめ)次の行を書き込みます。
load-module module-alsa-source device=hw:0,0
#the line above should be somewhere before the line below
.ifexists module-udev-detect.so
###3.再起動
参照元には、
最後に、Pulseaudioを再起動して新しい設定を適用します:
とあるのですが、僕の環境ではうまくいかなかったので、rebootしました。
やっぱり、こういうのを更新したあとにやることといえば、とりあえずrebootみたいなところありますよねwww
さて、これで晴れて、マイクが機能するようになりました。
これやってもどうにもならない方は、下に参照元のリンク貼っておくんで見てみてください。
まぁでも、やっぱりこういう作業を自分でしないといけないのはめんどくさい反面、問題が解決したときの快感はたまりませんよね。
では、またどこかで!
参照元:[archlinux(linux版wikiみたいなもの)]
(https://wiki.archlinux.jp/index.php/PulseAudio)