JDKをバージョンアップしたらeclipse起動時エラー

JDKを8から11にバージョンアップした

• Oracle JDK8をアンインストール
• OpenJDK11をインストール（環境変数PATHにbinフォルダを設定）
• OpenJDK8をインストール（環境変数PATHには含めない）

そして今までのeclipseを起動したらエラーが出た。

workspace.metadata.log

org.eclipse.e4.core.di.InjectionException: java.lang.NoClassDefFoundError: javax/annotation/PostConstruct
	at org.eclipse.e4.core.internal.di.InjectorImpl.internalMake(InjectorImpl.java:410)
	at org.eclipse.e4.core.internal.di.InjectorImpl.make(InjectorImpl.java:318)
	at org.eclipse.e4.core.contexts.ContextInjectionFactory.make(ContextInjectionFactory.java:162)

JDK11に対応していないことが原因なので、JDK8で動かす必要がある。
でも新しいeclipseはJDK11で動かしたいので、環境変数PATHは変えたくない。

eclipse起動に使うjavaw.exeを指定する

通常はPATHが通っているjavaw.exeが使われる。
eclipse毎に明示的に使用するjavaw.exeを指定すればよい。
eclipse.exe と同じ場所にある eclipse.ini に追記することで明示的に指定する。

1. eclipseが起動している場合は落とす
2. eclipse.ini をテキストエディタで開く
3. -vmargs の前の行に次のような -vm の2行を追記する

eclipse.ini

：
-vm
C:\（JDK8のパス）\bin\javaw.exe
-vmargs
：

eclipseを起動

正常に起動した(^o^)

Spring Tool Suiteなど、eclipseベースのツールであれば、iniファイル名が異なるだけで同じ対応で解決します。