前置き
テストや運用において、エビデンスとして画面キャプチャをとることがあると思います。
いまだに PrintScreen から Excel に貼り付けたりしていませんか?
Excel が重たくなって、開くのに時間がかかって、Excel が壊れて、、、最悪ですよね。
シンプルに画像ファイルとして保管しようということでフリーのツールの使い方を説明します。
ツールについて
- ツール名:きゃぷつれ
- 動作OS:Windows 8/7/Vista/XP(とありますが Windows 10 でも動きました)
インストール手順
(1)ダウンロード
vector のサイトから zip をダウンロードします。
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se504736.html
(2)zipを展開し、きゃぷつれ起動
任意のディレクトリに zip を展開します
展開したフォルダ内の Kyaputure.exe
を実行して起動します。
Windows の警告が出る場合がありますが、詳細情報
-> 実行
の順にクリックすればOKです。
きゃぷつれの設定ウィンドウが開き、システムトレイにきゃぷつれのアイコンが表示されればOK。
(3)各種設定
私は保存先を変えたくらいで、あとはデフォルトのままです。
OKを押して設定内容を保存します。(アプリはシステムトレイに常駐しており、終了していません)
(4)スタートアップに登録
スタートアップに登録して、Windows 起動時にきゃぷつれも起動するようにしておきます。
エクスプローラーのアドレスバーに shell:startup
と入力して Enter。
その中に先程インストールした Kyaputure.exe
のショートカットを保存します。
ツールの使い方
メチャクチャ簡単です。
いつもと同じように PrintScreen
もしくは Alt + PrintScreen
を押してください。
先程設定したフォルダに画面キャプチャした画像ファイルが保存されているはずです。
ちなみにこれまで通りクリップボードにもセットされています。
Windows 10 の標準機能でよいのでは!?
Windows 10 から、Windows キーを組み合わせることでスクリーンショットをファイル保存できるようになりました。
しかし、ファイル名が スクリーンショット(1).png
スクリーンショット(2).png
といったファイル名になっています。(Alt + PrintScreen のファイル名はもっと複雑)
きゃぷつれは、キャプチャした日時をファイル名としてくれます。(例)20201112-140503.png
テストや運用作業のエビデンスという目的からすると、いつ作業したものなのかがファイル名で分かりますし、必ず作業した順にソートされますので非常に便利です。
最後に
意外と面倒な画面キャプチャ。
これがあればキャプチャに邪魔されることなく、どんどん作業を進めることができます。
お役に立てれば幸いです。