はじめに
いやぁ、冬ですね。寒いですね。
皆さん、年明けいかがおすごしでしょうか?
どこか旅行に行かれてますか?それとも、美味しい物食べて寝正月ですか?
いいですね。
かくいう私は、冬休みの期間を活用して、3ヶ月ほど前からやりたかった自宅サーバーの開設にチャレンジしてみました。
言ってみれば、鯖正月って感じですかねw
セキュリティとか使い勝手は酷いものですが、一応データベースサーバーを作ることができました。
この記事では、サーバー構築してみた経験をポイントに分けて振り返ってみたいと思います。
作った物のザックリ概要
- PC本体: SONYのVAIO,CPUはintel celeron
- OS: Ubuntu18.04.3 LTS
- その他: Apache2、MySQL5 etc.
試しに、「サーバー建ててみる」という目的で始めたので、昔使っていたノートパソコンを使ってサーバーにしていきました。
ディストリビューション選定はデスクトップ版のほうがいい!
今回はUbuntuディストリビューションを使っていったんですが、
Ubuntuにはサーバー版とデスクトップ版との2つエディションがあります。
最初は、「サーバー建てるためだから」と、その名前の通りサーバー版を安易に選んでいました。
CLIで環境設定を行うんですが、ここで困ったのがWi-fiの接続です。
めちゃめちゃ基本ですし、ファイルを編集して行うはずなんですが、
何度設定しようとしてもできませんでした、、
デスクトップ版だと環境設定が楽!
そこで、一度入れたサーバー版のOSを削除してGUIを使うことができるデスクトップ版をインストールしました。
すると、なんということでしょう!
初期設定でwi-fiの設定もできますし、日本語の設定をすれば、環境設定後も楽々作業できます。
初心者には断然、デスクトップ版がオススメです。
IPやDHCPなどのネットワーク周りの知識がついた(たぶん)
これは、もともとの目的だったんですが、基本的なネットワーク周りの知識をサーバーを建てていく過程で触れることができます。
僕は、始める前は固定IPアドレスの必要性など、簡単なところも理解できていなかったのですが、今では説明できますし、なぜDDNSなどのサービスがあるのかも理解できたかなと思っています。
本でネットワーク周りの知識はあるけど、イマイチピンときていないって方はサーバー開設で理解を深めるというのもいいのではないでしょうか?
セキュリティに関する知識がついた(きっと)
今回の成果物ではセキュリティ周りはダメダメだと思っているので、もっと丁寧に設定しないといけないなと反省しているのですが、それでもファイアーウォールの設定やsshの設定、sslなどに触れることはできました。
聞いたことあるけど良くわからんというセキュリティ関連の分野に爪先だけでも入ることができたかなと思っています。
サーバーも人が作ってるんだという実感が湧く(重要)
僕にとってはこれが結構デカイです。
正直、「自宅サーバー建ててみたら?」と勧められるまで、サーバーはAmazonやGoogleと言った大企業から賜る神の御業や贈物かなにかだと思ってましたww
(けっこうガチで)
でも、実際はそんなことはなく、サーバーも人の手で作られていますし、人が作れる物は大抵自分でも作れます。(そんなことない時もありますがw)
さらに、誰でも作れるように世界中の自分よりも頭も能力も優れている人たちがネット上に情報を発信してくれています。それらを使えば、広大で理解できないように思われるインターネット技術の端っこに触れることは誰にだってできるんだと改めて感じました。
小さいですが、こうゆう成功体験ができると、また作ってみたいという気持ちも湧いてきますし、この感覚は重要だと自画自賛してますw
本当に自信なかったですが、サーバー建ててみて良かったです!
皆さんも、チャレンジしてみてください!