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自宅サーバーを建てる上でのお金の不安と解決策

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なぜサーバー建てるの?

クラウドサーバー全盛の現代で、なぜ自宅サーバーを建てようと思ったかのきっかけについて書きます。

最近、転職をして周りにバリバリコードかける人のいる環境にきたはいいものの、中々その人たちの会話について行けずモヤモヤと過ごしていました。
そんな時に、上司から「自宅サーバー建ててみると結構勉強になるよ」と言われたんです。

「サーバーなんて自分で作れるんか、、」と率直に疑問だったんですが、できるらしい。
と言うことで、特に大きな理由はなく「勉強のため」に自宅サーバーを建ててみようと思いました(笑)
(大した理由でなくてすみません。。)

目標は?

今回は、あくまで「勉強のため」なので「安くて速くサーバーを建てる」ことを目標に頑張っていこうと思います。
ですので、以下の記事を参考にしつつ、簡単、もしくは安くできるところはアレンジして進めていきます。

とある自社・自宅サーバーの建て方:超かんたん概要(リンク)

この記事を読んで、「結構簡単にできそうだぞ!」と言う自信が湧いた一方で、「お金そこそこかかりそうだな、、」という不安が芽生えました。

この記事では、サーバーを建てるための前準備(OSインストールの前あたり)までを書いていきますが、その中でもお金に関する疑問と解決策を中心に書いていきます。

サーバー建てる上での疑問と不安(主にお金面)

高価なハード必要なの?

自宅サーバーを建てることについて色々調べるとやはりハードを揃えるのが大変そうだなという印象でした。

サーバーに採用するハードに必要な要素

サーバーに採用できるデバイスはそんな特別な性能がいるわけではないようです。ノートパソコンでも全然できる。
一点非常に大事な機能がサーバー用のハードには求められるそうです。それは、冷却機能(排熱機能)。
注意しないと本体の発熱が酷くなってしまい最悪発火してしまうケースもあるんだそうです...。

僕も下で紹介してる記事を読んで、かなり怖くなりました。
ノートPCをサーバーにして大惨事になった話(リンク)

理由
冷却機能(排熱機能)が重要な理由としては大きく2点
①ホコリがたまりやすい
すごく単純ですが、これは結構問題らしいです。自宅のノートパソコンってほったらかしにしておいてホコリ被ってたりしませんか?
人が住んでるからホコリでるのは当たり前なんですが、発熱しているハードにホコリが入ってしまうとやはり発火に繋がってしまうそうです。

②そもそもノートパソコンはサーバー用に作られていない
身も蓋もないようですが、事実のようです。具体的に言うと、ノートパソコンは24時間稼働を前提に作られていない。
サーバーは24時間稼働していることが運用上求められるじゃないですか?スマホゲームで「サーバーメンテナンスでアクセスできません」ってなるとイライラすると思うんですが、あれって裏を返せば、メンテナンス中以外は24時間稼働し続けているわけですよね。クライアントからリクエスト入れた時にいつでもレスポンスしてくれないといけないのがサーバーの宿命という訳です。

一方のノートパソコンは使い手が開いた時だけ動いていればいいですよね?何かインストールとかしてる時じゃない限り、本体閉じて電源を切ってても問題ない。ここの使われ方の違いからそもそも仕様が違うそうです。

今回採用したハードは?

1番安く済ませるため、自宅の押入れに眠っていた2011年頃に作られたSONYのVAIOを使ってサーバーにしていきたいと思います。
OSがWindows7でCPUがintelのCeleronであるため中々不安要素の多いハードですが、まぁ練習ということで目をつむりたいと思います。冷却機能(排熱機能)の性能も特別なものではないと思うのですが、24時間稼働させないで練習用にという限定的な用途として使うのでまぁよしとします。

IPアドレスは固定IPを申し込まないとだめ?

もう1つ気になったのが、利用する回線の問題です。

自分の家には回線を引いているのですが、固定IPではありません。
結構いろんな記事を読むと、「サーバー建てるなら、固定IPにしたほうがいい」と言う意見多かったです。
一般的には申し込まないとIPは変動し続けてしまうそうです。

しかし、IPを固定にする申し込みにはお金がかかります。それを避けられないかと色々な方法を探ってみました。

そしたら、そんな都合のいい方法が見つかりました!

DDNS(ダイナミックDNS)

まず、DNS(ドメインネームシステム)とは何ぞやと言いますと、Wikipediaによると「動的に割り当てられるIPアドレスと、そのホスト名の対応を、動的に登録・管理する仕組み」だそうです。

そして、上記したように変動してしまうIPアドレスを定期的に受け取って、1つのドメインとして固定的にまとめるシステムがDDNSという感じだそうです。
DDNSを利用するのはとても簡単で、MyDNS.jpを使います。
コチラ、無料です!

MyDNS.jp(リンク)

コチラに登録して、その後に自分の使っているルーターのIPアドレスを定期的にMyDNS.jpに通知していくことが必要です。
その定期通知によって、「あ、このIPアドレスは前のIPと送られてきてる所が一緒だな」と DDNSが理解してくれます。そうすることで、変わってしまう IPを1つのDDNSにまとめることができるそうです。
申し込みや定期通知のやり方は、下の記事がとても分かりやすいです。

DDNS で自宅サーバーに独自ドメイン(リンク)

振り返り

今回はサーバーを建てようとしたキッカケや目標、そしてサーバーを建てる上でお安くできるポイントをいくつか紹介していきました!

まだ、全部完成しているわけではないのですが、いわゆる「自鯖」を構築できるよう頑張ります。

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