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CKA合格ログ~事前学習/申し込み/試験~

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はじめに

本記事の内容

Certified Kubernetes Application Developerに引き続きCKAも取得できましたので、勉強の際のもろもろをまとめました。
これから受験される方のお役に立てば幸いです。

CKADについてはこちら
CKAD合格ログ~事前学習/申し込み/試験~

CKAとは

https://training.linuxfoundation.org/certification/certified-kubernetes-administrator-cka/ より抜粋

The CKA Certification focuses on the skills required to be a successful Kubernetes Administrator in industry today.

  • 試験の仕組み
    • 試験の実施方法
      • オンライン
    • 試験の所要時間
      • 3時間
    • 認定の有効期間
      • 3年間
    • 受験料
      • $300
    • 受験料に含まれているもの
      • 12ヶ月間の試験受験資格
      • 無料の再受験
      • PDF形式の証明書
    • 経験レベル
      • 中級

CKADより時間が一時間長く、問題も24問になっています。

事前学習

学習開始時点の状況

筆者のスキルレベルは下記の通りです

  • v1.7くらいから趣味でちょこっと触っている
  • 本格的に触りはじめたのが今年入ってから
  • 先月(2019/10)にCKADを取得

学習環境

  • Kubernetes
    • Kubernetes The Hard Wayで作成したクラスタ
  • エディタ
    • Vim
      • 試験中はVimで操作するため
      • ~/.vimrcのカスタマイズも一旦消して初期状態のVimで練習

CKAはクラスタ自体を作成する問題が出る可能性があるのでHard Wayで構成したクラスタを利用しています。

学習コンテンツ

Kubernetes The Hard Way

一度はこれをやっておきましょう。
https://github.com/kelseyhightower/kubernetes-the-hard-way

「GCPの無料枠がないよ!」という人はVagrant上でやる方法もあるのでどうぞ。
https://github.com/kenfdev/kubernetes-the-hard-way-vagrant
上記Vagrant版はv1.10.2ベースなので、自分で試験環境のバージョンにあげてみるのも勉強になるかも。

CKA Curriculm

CKAのカリキュラムが公開されています。
きっちり対応しているわけではありませんが、関連しそうなページを貼っておきましたので参考までに。
下記は試験中に閲覧可能なページなので、自分は事前にブックマークしておきました。

申し込み

試験の申し込み

公式サイトから申し込みます。特に要望がなければCKA-JPで。
(試験官とのやりとりなのですが、何故かはじめ英語で途中から日本語になりました。)
https://training.linuxfoundation.org/certified-kubernetes-administrator-cka-jp/

時間帯について、自分が申し込んだ際は平日09:00~16:00の間でいくつか枠が用意されていました。
休日には枠がなかったようにみえましたが、CKADと同じくもともとないのか埋まっていたのかは不明です。

試験会場の準備

貸し会議室を借りたり会社の会議室をおさえておきましょう。カフェのようなオープンな場はNG。
試験はCKADより1時間長い3時間です。CKADと同じく事前準備等あるので前後30分くらい余裕をもっておさえておくと良いです。

端末の準備

  • Chromeブラウザ
    • 受験用のExtensionを事前にインストール
    • Kubernetesのサイトをブックマークしておくと◎
  • Webカメラ
    • 自分はUSBで接続するカメラを利用しましたが、ノートPCのカメラでも可能です。

試験

試験直前の準備

  • ブラウザの確認
    • 試験官の指示に従って確認作業を行います。会話の必要はなく、チャットでのやりとりとなります
  • 受験者の確認
    • 国が発行する写真つきの証明書が必要となります。
      • 自分はパスポートを利用しました。
  • 周囲の確認
    • 机の周りや下などをチェックされます
      • このとき外付けカメラだと取り回しやすいです。

試験

CKADに比べて時間の余裕は結構あるようにみえます。
1問だけとばして23問解き終わった時点で、残り1時間となっていました。
Kubernetes構築の問題も出るのでLinuxのそのあたりのコマンドも使えるようになっておきましょう

  • systemctl start/stop/status/restart/enable [サービス名]
  • journalctl -u [サービス名]

あとはCKADと同じく、下記を意識すると良いです。

  • kubectl --dry-run -o yamlなどでベースを作る
    • 時間を節約するために。残りはvimで手直し
  • kubectl -hでオプションを確認
    • ちょっとしたオプションであれば、公式サイトを検索するより早い
  • はじめにsource <(kubectl completion bash)を叩いて補間を使えるようにしておく
    • Pod名などの補間が効くので便利
  • ctl+c/ctl+v(コピペ)はブラウザ上では使えないのでマウスでコピペ
    • Ins+特定のキーでコピペ可能なようですが、変な操作をしてしまいそうだったのでマウスに

結果&おわりに

試験終了から36時間以内に結果が届くとのことで、自分の場合はCKADと同じく32時間後くらいに届きました。
結果はスコア92%で合格(74%↑が合格)。1問だけ手も足も出ない問題があったので、その分の8%マイナスの結果です。

CKA/CKADどちらも取得できたので、しばらくは本番運用に向けて諸々がんばっていきたいです。

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