TexturePacker はコマンドラインでも利用できるスプライトシート生成ツール。
簡単、多機能、安い、と三拍子揃っていて重宝している。
特にコマンドラインでバッチ的にスプライトシートを生成できるのは自動化する上で非常に重要なので、そのやり方を残しておく。
#場所
コマンドラインツールは以下の場所にある。(Windows 8.1)
C:\Program Files\CodeAndWeb\TexturePacker\bin\TexturePacker.exe
Mac, Linux ではどこに入るかわからないが、おそらくインストールした場所配下の似たようなところにあると思う。
#利用方法
##設定作成
まず TexturePacker GUI でベースとなる設定ファイルを作成する。
TexturePacker の設定ファイルは tps という拡張子がついた xml ファイルになる。
利用したい設定を行って Save project で保存する。
##実行
以下 TexturePacker GUI で作成した設定ファイル BaseTextureSetting.tps を利用して foo ディレクトリ以下の画像を データファイル foo.txt およびスプライトシート foo.png として出力する例。
TexturePacker --data foo.txt --sheet foo.png foo BaseTextureSetting.tps
個別に設定ファイルの値を上書きしてスプライトシートを出力したい場合は以下のようにする。以下は scale 0.5 で出力する例。
TexturePacker --data foo.txt --sheet foo.png --scale 0.5 foo BaseTextureSetting.tps
その他のオプションは詳細は --help
参照。 TexturePacker GUI で設定可能な項目は基本的に全てコマンドラインオプションでも設定可能。
ヘルプの下の方に他にもコマンド例が載っているので参考するとよい。