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さくらVPS(Ubuntu16.04)でFTPを使えるようにする

Last updated at Posted at 2016-08-30

背景

さくらVPS契約後、CentOSがデフォルトで入っていますが、自身の作業では、Ubuntuの方が良いためUbuntuに入れ替えました。

CentOSでFTPを設定する以下の投稿はありましたが、
http://qiita.com/satomyumi/items/11382273624621f3caee
Ubuntuは見つからなかったので備忘録としてまとめます。

環境

OS: Ubuntu16.04 (さくらVPS)

実行手順

###①vftpdをインストール
以下のコマンドを実行する

sudo apt-get install vsftpd -y

###②configファイルを編集する

vim /etc/vsftpd.conf

▼25行目:匿名ユーザのアクセスを拒否する
anonymous_enable=NO

▼31行目:ファイルシステムを変更するFTPコマンドを許可する
write_enable=YES

▼99行目:アスキーモードのアップロードを許可する
ascii_upload_enable=YES

▼100行目:アスキーモードのダウンロードを許可する
ascii_download_enable=YES

▼120行目:設定したディレクトリより上層への移動を禁止する
chroot_local_user=YES

▼121行目:YESの場合、リストアップされたユーザはchrootの対象から除外される
chroot_list_enable=YES

▼125行目:リストアップのファイルの場所を指定する
chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list

▼131行目:サブフォルダを含む一括アップロード・ダウンロードを出来るようにする
ls_recurse_enable=YES

▼最終行:ルートディレクトリを指定する
local_root = <path_to_root>

※指定しない場合はユーザーのホームディレクトリ直下にななります。
※public_htmlを指定した場合で、且つ当該ディレクトリがないとログインできないので注意

▼seccomp filter をオフを追記する
seccomp_sandbox=NO

###③アクセス許可をするユーザを設定する

vim /etc/vsftpd.chroot_list

上記のコマンドで、vsftpd.chroot_listを新規作成し、
1行目にアクセスするユーザの名前を入力する。

###④vsftpdを再起動する

sudo service vsftpd restart

###⑤動作確認

「telnet localhost 21」とコマンドを入力し、以下のような表示になれば正常に動作しています。

Trying ::1...
 >Trying 127.0.0.1
 >Connected to localhost
 >Escape character is '^]'.
 >220 (vsFTPd 3.0.2)

その後、外部のFTPクライアントを使用して、
アクセスを試みてください。

※より具体的な内容を知りたい場合は、以下の参考URLをご参照ください。
http://www.server-world.info/query?os=Ubuntu_14.04&p=ftp
http://www.ehowstuff.com/how-to-install-and-configure-vsftpd-ftp-server-on-ubuntu-14-04/

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