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Mac OS SierraのPCで、Ubuntu16.04をデュアルブートした時のまとめ

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背景

これまでビットコイン関連システムの開発環境を、5万円くらいのしょぼいノートPCにUbuntu入れてやっていたのですが、さすがに動作が遅すぎて使い物にならないレベルになってきました。

代わりに新しくMacのデスクトップPCを新調したので、そこでUbuntuをデュアルブートすることにして、手順をまとめます。


環境

元のOS : Mac OS Sierra

インストールするOS : Ubuntu 16.04 Desktop


おおまかな手順


  1. インストール用DVDを作成

  2. パーティションの分割

  3. rEFIndのインストール

  4. Ubuntuのインストール

  5. Ubuntu上でキーボードやマウスのBluetooth設定をする


1.インストール用DVDの作成


1-1. isoイメージのインストール

Ubuntu 16.04 LTS 日本語 Remix リリースより好きなisoイメージをダウンロードします。


1-2. DVDに書き込む

DVD-Rが余っていたので、isoイメージをDVDに書き込むことにしました。USBでも良いでしょう。

書き込むのは簡単で、

isoイメージを右クリック

ディスクイメージ"ubuntu-ja-16.04desktop-amd64.iso”をディスクに書き込む

で書き込みがはじまります。


2.パーティションの分割

2-1.ディスクユーティリティ

アプリケーション>ユーティリティ>ディスクユーティリティ で起動

2-2.ディスクユーティリティ内での操作

APPLE HDD HTS...をクリック

上部メニューの「パーティション」がアクティブになるのでクリック

HDDのパーティション分割状況が円グラフで表示される

初期は「Macintosh HD」が100%を占めている。
円グラフ下部の「+」をクリックすると、新しいパーティションの領域を指定できる。

欲しい領域を「パーティション情報」で指定します。私の場合は、

名前    : UBUNTU
フォーマット : MS-DOS(FAT)
サイズ : 400GB
にしました。

※bitcoindを立ち上げると100GB前後(2017.02時点)のブロックチェーンデータをダウンロードしますし、ethereum等他のブロックチェーンもダウンロードしたいので、400GBと多めに領域を確保しています。

「適用」をクリック

同じ要領でSWAP用領域として2GB程度のパーティションをもう1つ作る。
フォーマットはMS-DOS(FAT)でOK。

作業画面の画像がみたい場合は、以下を参照するとよいと思います。

Mac mini(macOS Sierra)にLinux(Ubuntu)をデュアルブートする①

※上記は本稿とかぶる内容かつ、Sierraでの作業記録として貴重ですが、2017.02の作業時点で全部の工程が書かれておりませんでしたので、ご注意ください。


3.rEFIndのインストール

ユーティリティ>ターミナル


4.Ubuntuのインストール

以下、Ubuntuのインストールを説明しますが、

実際、作業した時は、想定外のことが発生しました。

前述の通り、Macのデスクトップを利用しています。実は、備え付けのキーボードとマウスは、Ubuntuのインストール操作時には認識されませんでした。Bluetoothの設定がMacと異なっていることが要因です。

キーボードは有線で接続したら動きましたが、マウスは動きませんでした。

よって、以下の操作は、なんとか「キーボードのみ」で操作をしています。

Macを再起動。

Appleのりんごマークが出る前からoptionを押し続ける
(りんごマークが出たら、optionキーから指を話してもOK)

ブートディスクを選ぶ画面が出るので
「EFI Boot(DVDディスクの絵があるもの)」を選ぶ。

「Install Ubuntu」を選択

言語選択画面が表示されるので、日本語を選択

「グラフィックス、Wi-Fi機器、Flash、MP3やその他のメディアに必要なサードパーティソフトウェアをインストールする」
にチェックを入れて、「続ける」を選択。

「それ以外」を選択して「続ける」を選択。

パーティションの一覧が表示されるので、
まずSWAP用に用意したパーティションを選択し、以下の項目で設定をします。

・利用方法:スワップ領域

同様にUbuntuのデータ保存用のパーティションを選択し、以下の項目で設定をします。

・利用方法: ext4ジャなリングシステムファイル
・パーティションの初期化: チェックを入れる
・マウントポイント: 「/」を入力

「ブートローダをインストールするデバイス」の欄に、
Ubuntuのデータ保存用パーティションを選択し、「インストール」を選択。
※間違ってもMac OSが入っているパーティションを選択しないこと。

もろもろ注意事項等、ダイアログが出ますが、全部OK。

適切なタイムゾーンを設定し、インストール開始。

(参考)

OS X YosemiteとUbuntu 14.04.2 LTSのデュアルブート環境を構築する


5.Ubuntu上でキーボードやマウスのBluetooth設定をする

無事UbuntuとMacをデュアルブートで起動できるようになったものの、、、

Ubuntuを起動した時にMacデスクトップのマウスが全く動きません。キーボードも有線で繋がないと動きません。

要するに、Bluetoothが動いていない状態です。この状態を解消します。

※自宅に有線マウスがあれば問題ないでしょう。


5-1.キーボードとマウスのMACアドレスを確認する

Macを起動して、ターミナルを立ち上げた後に、

以下のコマンドをうつ

sudo default read /private/var/root/Library/Preferences/blued.plist

以下のような出力が得られます。

{

IDSPairedDevices = (
{
CBUUID = "...";
UN = ...;
UniqueCloudID = "...";
}
);
LinkKeys = {
"xxx" = {
"yyy" = <...>;
"zzz" = <...>;
};
};
MagicCloudPairingMasterHint = <...>;
MagicCloudPairingMasterKey = <...>;
SMPDistributionKeys = {
"xxx" = {
"aaa" = {
....
};
"bbb" = {
....
};
};
"aaa" = {
"bbb" = {
...
};
};
}

出力をどこか別のところに保存し、Macを終了させ、Ubuntuを起動


5-1.ターミナルを起動。

マウスが動かせないので、ショートカット「Ctl + Alt + T」で起動。


5-2.Bluetooth関連の設定


5-2-1.デーモンの起動と設定

デーモンを起動

sudo systemctl start bluetooth.service

続いて以下のコマンドで、OS起動時にbluetooth.serviceを自動起動するようにします。

sudo systemctl enable bluetooth.service


5-2-2 Bluetoothctlでキーボードとマウスを接続する

以下のコマンドでBluetoothctlの操作を行います。

▼ctlを起動

$ bluetoothctl

▼コントローラを起動
# power on

▼bluetooth通信を受信したデバイスの一覧を表示
# devices

▼デバイスが見つからない場合はスキャン
# scan on

上記のdevicesやscan onで表示されたMACアドレスを

connect <MAC address>

で接続して、Bluetoothマウスが動くようになりました。

scan onしていると、新しいデバイス検出時に検出のログを発出します。

マウスを動かしてみて、検出されたMACアドレスがマウスの可能性が高いため、そのMACアドレスをconnectするとよいと思います。 もしくは5−1で確かめたMACアドレスを参照するとよいでしょう。

(参考)

Linux PCにBluetooth機器を接続する

マルチブート環境の全OSで同じBluetoothデバイスを使う