はじめに
ソフトバンクの生成AIエージェント satto を使えば、プログラミングの知識がなくても、誰でも簡単に自動化のワークフローを作ることができます。
今回は、sattoの3つの機能「ランチャー機能」「テンプレート選択」「一括処理モード」をご紹介します。これらの機能を使うことで、スキル作成の幅がぐっと広がり、より複雑な作業も自動化できるようになります。
① ランチャー機能でスキル実行後の操作を自動化!
「ランチャー機能」を使えば、スキル実行後に特定のWebサイトを開くなど、次のアクションを自動化できます。
例えば「カレンダー予定作成」と入力すると、予定の概要をコピペするだけで、Googleカレンダーの予定作成ページが表示される、といったスキルが実現できます。
スキルを探すから「Googleカレンダー予定作成」のスキルを探してみてください!
利用方法
スキル一覧右上の「スキルを探す」から「Googleカレンダー予定作成」を検索して、インポートをクリック!
インポートされたスキルを開いて、チャット画面の「実行時に開くURL」を入力します。
「/」を入力すると、前のノードのパラメータを参照できるので、「AI (GoogleカレンダーURL生成)
」の「出力結果」を選択してください。
最後に右上の「保存」をお忘れなく!
ctrl+Aでsattoを起動し、「Googleカレンダー予定作成」を選択します。
上部のコンテキスト入力欄にスケジュールの内容を書くと、下のパラメータをAIが自動で考えて生成してくれます。
最後に「実行」を押すと、ブラウザでGoogleカレンダーの予定作成が表示されます!
② テンプレート選択で、アプリ連携もスムーズに!
「テンプレート選択」を使えば、アプリごとにあらかじめ用意されたテンプレートから、自分のやりたいタスクに合ったものを選び、パラメータを入力するだけで簡単にスキルを作成できます。
例えば、「スプレッドシートへの追加」「スプレッドシートのデータ取得」といった、よくある作業のテンプレートが用意されています。
スキルを探すから「お気に入りのURLを出力」のスキルを探してみてください!
利用方法
「アプリ選択」からアプリを選択して、「テンプレート」で実行したい内容を選択!
「生成」ボタンを押したら、パラメータに表示されている部分(スプレッドシートID、シート名)を入れるだけ!
アプリ連携に必要なAPI情報(メソッド、URL、Header、Body)は、テンプレートとパラメータが自動で反映してくれます☺️
③ 一括処理モードで、複数のタスクを一気に実行!
「一括処理モード」を使えば、複数のタスクをまとめて実行できます。例えば、Notionに複数のタスクを追加したり、複数のファイルをまとめてアップロードしたりといった作業を自動化できます。
スキルを探すから「Notion DBにタスクを一括追加」のスキルを探してみてください!
利用方法
AIノードやアプリノードで、配列を出力するようにします。
...
# 出力形式:`["タスク1","タスク2","タスク3"]`
# 補足:
- 指示の復唱はしないでください。
- 自己評価はしないでください。
- 結論やまとめは書かないでください。
- 最終成果物のみを出力してください。
その配列を呼び出したいアプリノードを開いて、一括処理モードをONにします。
一括処理対象に、呼び出したい配列を入力し、その配列の中の呼び出したい部分で「/」から「一括処理対象の一要素」を選択します。
今回の場合、 ["タスク1","タスク2","タスク3"]
から中身の タスク1
・タスク2
・タスク3
を切り出して、3回分アプリ連携(API)を実行することができます!
まとめ
これらの3つの機能を使えば、スキル作成の幅が大幅に広がり、より複雑な作業も自動化できるようになります。
sattoは今後も進化を続けていきます!ぜひ、これらの機能を活用して、仕事をもっと効率化していきましょう!
X #satto_skill で魅力的なsattoスキルがたくさん載っていますので、ぜひご覧ください☺️