時給単価5000円以上の高単価案件獲得は長い道のりなので、
KENTA師匠の動画から何が高単価案件なのか?
どんなスキルを学び、どうアプローチすれば高単価案件をゲットできるか参画できるのか。
情報をまとめてみた。
フリーランスエンジニアが「本当の高単価案件」を獲得するための指針
高単価の基準
東京周辺のweb系フリーランスエンジニアの準委任契約の案件で
一般的に高単価と言われる基準は
月160時間の稼働で80万前後、時間単価に直すと大体5000円程度になる。
しかし本当の高単価案件は時間単価がさらにもっと上になる。
※本当の高単価案件に参画する指針その1
「上流業務を専門にすること」
つまり、新規開発フェーズの設計の工程等である。
このような案件
(例として高単価のバックエンド)に参画するため持つべきスペックは
「手を動かしてコードをかける」は大前提
AWSやGCPなどのクラウドインフラやアプリケーション全体の
アーキテクチャ設計とか基盤コード開発とか
インフラのコード化とかCICDパイプライン構築などの
devops系を担当できるエンジニアはそのエンジニアの能力事態で
開発業務全体のの作業効率やアプリの品質が大きく左右されるため
高単価を得やすくなるケースが多い
※本当の高単価案件に参画する指針その2
「新規開発フェーズの案件に参画する」
そういった上流業務を専門に出来れば、案件の初期の時点から
チームに参加することが多くて
その案件の意思決定者やキーマンの方と非常に近いポジションで
しかもそのチーム内の基準単価が決まってない段階で単価交渉を行うことが
可能になるのでより高単価で参画しやすいメリットがある。
しかし、アーキテクチャが確立されていて、ほぼプログラミングメインの
下流工程を担当する場合、影響が少ない為、単価も多少落ちる。
保守改修フェーズに至っては、人件費の見直しもされるフェーズなので
高単価を得るのはますます難しくなる。
年収1200万円の高額オファーを獲得したエンジニアがお薦めする5つの業務経験
1.大量アクセスを捌く業務経験
スケールアウトやスケールアップによるインフラの冗長化もこれにあたるか。
Amazon CloudFrontやElastic cash(redis)を使用した、大容量データを
高速に送る技術もこれにあたるかもしれない。
2.大規模データを扱う業務経験
いわゆるビッグデータからpythonなどでデータ分析して
ビジネスに生かすデータサイエンティストがその部類にあたる。
3.難易度の高い言語による開発経験
C++やJAVAは間違いなく、難易度が高い言語なので、
長い業務経験者なら重宝される?
今だったら、pythonやgoのほうが、将来性ありそうな気がする。
4.アーキテクト的な業務経験
いわゆる上流業務、新規開発フェーズで仕様が決まってない中、
アーキテクト設計してドキュメントに落とす仕事がこれにあたる。
5.DevOps系の業務経験
CICDパイプラインの構築
(circleCI・aws code deploy・aws code build)
インフラのコード化
(terraform・ansible・cloudfomation)
上記のように、組織環境を技術で効率化していく業務がdevops
linuxやawsの知識や経験あることは大前提。
高単価を得たいなら「アンカリング効果」を活用しよう
「アンカリング効果」とは?
「直前に提示された数字に判断が歪められてしまう認知バイアスの一種」
(例)
「タンカー事故による環境汚染対策への支援としてoドル以上寄付するつもりはありますか?」
というアンケートを行った際
この「oドル以上」の部分を「5ドル以上」と記載した際の寄付金が平均20ドルだったのに対し
「400ドル以上」と記載した際の寄付金が平均はなんと7倍の143ドルになった。
このように私たちは
「直前に提示された基準値を判断から除外する」ことが非常に苦手であり、
その様子が「船がアンカーを下ろして係留してる様子」に似てることから
「アンカリング効果」と呼ばれる。
(例)給与や単価を低くするアンカリング効果の例
「業務未経験からweb系エンジニアにジョブチェンジした際の1年目の給与」がそれです。
よりアンカーが高い位置に設定されてるフリーランスエンジニアになってしまえば逃れられる。
また、エージェントが持ってきた案件も、時給いくらまでと暗黙の了解が決まっているので
更に上の高単価を目指すには望ましくはない。
※本当の高単価を実現するためには
「まだプロジェクトの座組が確定していない新規開発フェーズの案件に
「エージェントさんではなく、自分の人脈経由で引き合いを頂いて、こちらから直接金額を提示して単価交渉する」
というのが、最も賢い選択になる。
他にも「技術顧問」や「cto、cioのアドバイザー」開発以外の高単価のポジションも同じく。
「高い単価を提示してくるエンジニアの方がより優秀に見えてしまう」効果がある。