窮地にいるエンジニアはズルい処世術で困難を突破するを読んだので感想とか要約書きます
タイトルにはズルいと書かれてあるがIT業界でやっていくには至ってまともな、
内容だったので、要約とか感想を書いてみる。
処世術 1 「できて当然」 を 真に 受ける な
できて当然は言葉の比喩、出来て当然のことの中から、
以下に一部取り出して、仕事の目的に使っていくか考えよう。
処世術 2 「相対評価」 を 利用 しろ
同じ能力でも、参画する案件・人が違うと、まったく違う評価を受ける、これが相対評価。
参画したらメンバーが自分より圧倒的にハイスキルであった場合は、
ハイスキルの人が、やらながちな、エクセルなどのドキュメント作成、
その他、雑務などをやって、組織に貢献して生き残ろう。
処世術 3 モーツァルト の メリハリ に 学べ
複数のタスクを振られて無茶ぶりされたとしても、強弱をつけて対応しよう。
つまり、本質的に大事なタスクだけ集中し、無駄になりそうな雑務は切り捨ててしまおう。
処世術 4 「パラメータ」 を 書き換えろ
まず、短所を長所に書き換える思考をしよう。
「すぐに諦めがち」→「新しいことに興味持つ、好奇心旺盛」
「敬語が苦手」→「親しみやすい」
「大事な所で勝負に弱い」→「克服しようとしている」
処世術 5 厄介 な 仕事 は「 定型 文」 で 片づけろ
よく来そうな、来ると予測できるクレームは対応するセンテンスを
あらかじめ作っておいてそれを使おう。
謝罪メールで時間を使うのはムダである。
処世術 6 「わからない」 と 言わ ず に 切り抜けろ
わからない、とだけ言うのはいけない。
「再度確認してから報告します。」
などと言って、良い流れを作るまで調べて引き伸ばそう。
処世術 7 所詮 この世 は「 好き嫌い」
仮にどんなに仕事を完璧にしていても、嫌われたらおしまい。
相手からのヘイトをコントロールしていこう。
処世術 8 責任 問題 は 急所 を 仕留めろ
責任追及大好きおじさんがIT業界には残念ながら多い。
責任問題を解決するには、問題の急所を解決しよう。
お客さんの目前で速やかに問題を解決して上司に以下のように言って事なきを得よう。
「問題は解決し、原因の説明も終わりました、先方は笑顔で帰られました」
処世術 9 「仲間」 を 探せ
技術でわからないことを上司に聞けない場合は迷わず、組織外の人に頼ろう。
頼り方は、友達にメッセや、QアンドAサイトとか、なんでもいい。
処世術 10 「思考 コスト」 を 抑えろ
エンジニアだと考える時間が常で、疲れることが多い。
意図的に、考えない時間を作って、休めば効率が上がる。
要約はこんな感じです。
この人はSIer業界でやってたのは、経歴を見ずにも想像できる内容でした。
web系では通じない手段も多そうですが、使える内容はあるので、
処世術として持っておくべき考え方だとは思った、以上。