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へっぽこSESがSIERでやってきた仕事術

Last updated at Posted at 2015-11-06

#へっぽこエンジニアがSIERでやってきた仕事術

#CASE1.仕事依頼を受けた時
-①指示された作業内容を自分で自分で整理してテキストなどにまとめる。(文章より箇条書きが望ましい)
-②その作業量とそれにかかる時間を見積もってみる。心配ならば作業量は大きく見積もる。
-③ ①と②を考えるのにじかんをかけすぎないこと。

  • 依頼内容にもよるが15分~30分で行うようにする(見積もりに1日かけていたらやりたいこと出来ない)
  • 心配なら②にあるよう作業量を大きく取る

-④①と②の結果を依頼者と会話してみる。
自信が思っていることと、依頼者との認識の差異や見えていない要望を、確認する。

-⑤ 状況の振り返りを定期的に行うようにすること。
時間を決めて、自身の進捗やこの先のタスクをこなせるか考える。
問題が発生して調査を頑張るのは良いが、聞いたほうが早いので、
のめり込まないように定期的なチェックを行い、自身の状況を整理する。

自身で読み込みが必要となるような手順書など簡単に実施できないような状況であれば、
新たに手順書を作りこんで起こ事が必要。
自身で作り直すことで何をしなければいけないか、理解させる。

##ドキュメント制作心得:

1.相手の意図をエスパーすること、理解出来なかったら確認する

2.暫定的な資料を作って方向性があっているか確認する

3.例えば表の資料であれば、見出しと記載例を入れた状態で出す。

4.設計書であれば記載する見出しとその節に概要を記載する。(骨子案)

情報を調査→大枠の確認が出来た資料に内容を埋めていく。
記載中に何か不明点が出たら、問い合わせる。

基本は対面確認が望ましいが、相手が忙しそうであればメールで送る。
後回しにしてはいけない、内容を入れたら自身で確認する。

##確認項目
-1.誤字がないこと

-2.指摘されそうな項目に対して確認できているか

-3.読み手の立場で読んでみて、各説明が理解しやすい書き方になっているか?

-4.全て自分の言葉として即時に説明できるか?

以上が出来たら確認依頼を出す。


##レビュー前の意識確認(セルフチェック)

1.自分で書けることは書ききって資料を確認し他の人にも説明できる状態→レビュー

2.不明点はあるが、資料は書ききって確認済み。不明点合わせて説明できる→条件付きレビュー

3.自分で書けるものはあるが、悩んでいるから薦められない時→相談


1.構築作業実施ルール
-作業は2名で実施すること。
-環境開発などの予備環境での作業でも危険な操作が入る場合できるだけ同席してもらう

2.ターミナル(teraterm)
-サーバに接続する前にログ取得を開始する
-ターミナルログの各行に時刻を表示する
複数サーバで同時作業する際はターミナルの背景色を変えること

3.ログイン後は以下の確認をする

date
【端末内の時刻の表示】
ここに表示された時刻が端末とのずれがないか確認。ずれてる時は操作を控える。

uname -n
実行しているオペレーティングシステムの名前やバージョンなどを出力する。

whoami
【現在のログインユーザ表示】
ユーザ名がrootにになっていることを確認

4.ユーザの切り替えについて
ユーザを変更するためにはsu - <変更ユーザ名>として - をつける。
変更対象のユーザのログインシェルからやり直すことで環境変数の読み直しをさせる。

5.ログアウトについて

ログアウトコマンドはctrl + Cで行うのではなくexitコマンドで行う。
コマンド制御はターミナルログに残らないため
ログアウトすることでターミナル自体が終了する場合を除いて
whoamiコマンドで元のユーザに戻っているか確認する。

6.後処理について
不要なファイルは削除すること。
共同で使っている環境に手を加える時は作業完了後の状態を事前によく打ち合わせておく。
-最終状態のファイル名
-構築時にいれた資材の削除
-権限の修正(一時的にchmod 777 やっても後始末で755や600に戻す手順を作っておくこと)

7.ファイルの更新について
ファイルの更新作業は現地での編集でなく事前に資材を作成することが望ましい。

##処世術
未経験の私がSESでSIER入った時の末路:
SESであった問題と、問題に対するケース別の対策案

ケース1

初日:
未経験でも、興味とやる気はありますと言って参画
お客さんからは、協力会社の人を通して間接的な指示はあるものの
直接的な指示は協力会社の人から受ける。

協力会社の人はマウントを取って尋問してくるタイプ

一月目:
基本設計→詳細設計に落とし込む業務:
プログラムをかなり細かく書く日本語に落とし込む仕事だったため、
そんなことも出来んのか?と言われて、お客さんレビューギリギリ前に書き直しされる。
協力会社の人の人が、私と相手したくないと言って、私とお客さんの直接のやりとりが始まる。

2月目:
期限内に詳細設計書→コーディングとテストを行う業務:
お客さんが毎日のミーティングを要求し、その中でさらに仕事を増やすため、
期限内のコーディングが出来なくなる。

納期間に合わず、レビュー時に協力会社の人にブチ切れられる。


以上の経験から心得を考えてみる。

##仕事を振られたらまず相談

指示を振られたら工数を見積もって相談:
時間は多めに見積もって、相手の言語化してない感覚を理解する。

ここで相談するのが難しい空気になっていたり、
ムチャな要求をされて、交渉に失敗したら、
仲介・営業を通して、解決の一言を伝える。

##仕事の経過を相談できる状態にする、出来なかったら手を打つ

相談相手が忙しかったり、時間を取れないと言ってきたり、いやがってくるのは当然のテイとして、
それでも仕事の確認や、レビューをしてもらわないと仕事が進まない時が極めて多い。
レビューしていただくため、どうするか考えて行動。
やりづらい時は営業に相談。

##現場を見極めるのに必要なのは最長1か月

この間に、客先の要求エスカレータを想像して、現場に居られるか考えよう。

##具体的行動

理不尽な説教をされた時の対応

フェーズ1:理不尽を受け入れる

内容:
すみませんでした、以後気を付けます。
私のために指導していただきありがとうございます。
(やってはいけないのが、中途半端に不貞腐れたり、
 そっぽ向いたりすること、嫌われるとどうしようもない)

フェーズ2:さし違える覚悟を持つ

内容:
私のために指導していただきありがとうございます。
~さんは私のためにと言っているかもしれませんが私はパワハラのように感じました。

僕が戦力になるまで待つか、辞めて欲しいか、率直な意見を聞かせていただけませんか?


後輩から信頼を得ておく。:
上から下は正しく見れない。冷静に見れる下から尊敬されるように真摯に努力しよう。

##気持ちの切り替え方:

ミスした時に、気持ちを切り替えてどう行動するか?

①ミスが起こってもすぐに立ち直れるビジネスマンはカッコイイという視点を常日頃から自分の価値観として持っておく。
今後ミスはイヤでも起こる、その中で長期的視点でミスから復帰するのは絶対条件なので早いほうが良い。

②ミスをしたら、すぐ時計を見て、「今から10分間、落ち込むぞ」と決める。

③再度、時計見て「今から5ふん反省する」と決める。(反省は短く)
(長く反省するとドツボにはまって壊れちゃう)

④5分後、再度時計を見て5分後に気持ちを切り替えると決める。

⑤「20分で気持ちを切り替えた自分は偉い」と自分を褒める。

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