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Hamster OutputAdvent Calendar 2024

Day 1

【Unity】VisualStudioのUnityにアタッチボタンを調べた

Last updated at Posted at 2024-11-30

はじめに

この記事はHamster Output Advent Calendar 2024の1日目の記事です!

ゲーム開発をする時に、ずっと気になっていたUnityにアタッチというアイコン...Unityでゲーム開発をしている人はソースコードを書く時に、目にしたことがあるはず(多分)
image.png

今回の記事はこのアイコンの機能について調べた内容です!

テスト用の環境を作る

数値の代入、ログを出すスクリプトの作成とGameObjectにアタッチするだけです!

・スクリプト

using UnityEngine;

public class Test : MonoBehaviour
{
    void Start()
    {
        int a = 100;
        int b = a;
        Debug.Log(b);
    }
}

・GameObjectにアタッチ
img

・コンソールでログを確認
数字が出ました!
image.png

本題

Unityにアタッチを押します!
image.png

コードエディタでUnityにアタッチを押した後、Unityエディタに戻るとロードが入ります。ロードが終わると画像の警告文が出てきます。
image.png

左から順に翻訳した内容を載せます!

・Enable debugging for this session
このセッションのみデバックを有効にする
※この作業中の時だけ有効にする。再起動したらいつもの設定にもどるよ

・Enable debugging for all projects
全てのプロジェクトでデバックを有効にする

・Cancel
デバックモードを有効にせずキャンセル

今回は一番左のこのセッションのみを選びます。ここで、コードエディタに戻ると、上の再生アイコンが停止アイコンになっていたり、コードエディタの下側の色が変わり準備完了と表示さています。

image.png
image.png

次に、コードエディタ上の該当行数をブレークポイントにします。グレー色の縦線の場所を押すと画像のように赤丸が出てきて、該当行数も赤色で囲われます。
image.png

ブレークポイントを設定したらUnityエディタに戻って再生してみます。いつもならログが出ますが、今回は出てきません。
image.png

次にコードエディタを確認すると、ブレークポイントに設定した箇所が黄色で囲われていおり、処理がその場所で止まっています。
image.png

つまり、Unityにアタッチというボタンの正体はVisualStudioのデバッグ機能を有効にするボタンだということが分かりました!

ローカルから値を変えることもできるみたいですが、変更しても元の値に戻ってしまうのでUnityだと利用できないのかな...?
image.png

ブレークポイント以外に使える機能を調べて見ましたが、VisualStudio上では灰色になって使えなくなっていました。

image.png

ドキュメントにもブレークポイントに関しての説明しかないので、それ以外の機能は使えないのかな?と思います。

結論

UnityにアタッチはVisualStudioのブレークポイントが使えるボタンだった!

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