1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

EC2 スナップショットを削除後に課金されたため問い合わせてみた

Last updated at Posted at 2023-03-20

はじめに

EC2のAMIとスナップショットを削除したのになぜかコストレポートを見ると
EBSの課金され続けていることが判明しました。

AWSにお問い合わせしたところ、原因はボリュームの消し忘れでした。
EC2を終了した際にEBSを一緒に削除する設定になっていなかったため、EC2を終了後ボリュームが残ってしまいました。

EC2といえばAMIとスナップショットのみに意識がいってしまいボリュームの確認が失念していました。
今後、この体験が他の方にもお役に立てばと思い記事にさせていただきました。

課金され続けた際に調査したこと

コストを確認しました

image.png

左ペインのCost explorerをクリックする
image.png

「Cost Explorerを起動」をクリックする
image.png

EC2のグラフが「EC2 その他」で表示されているため、課金の詳細を確認するため、
以下のサイトから手順を参考にさせていただきました。
https://blog.serverworks.co.jp/cost-explorer-ec2-others

コストレポートにて右ペインでグループ化の条件「使用タイプ」を選択して、サービスは「EC2-other」を選択しました
3/4にEC2 1台を構築した後、EC2終了し取得したAMIとスナップショット削除しました
3/5~3/17 0.02ドル課金が発生し続けていることを確認しました。グラフから東京リージョンのgp3のEBSであることが分かりました。
image.png

AMIとスナップショットを確認しました

自己所有は何も残っていませんでした。

パブリックイメージにはAMIがいくつかありましたが、他人が所有しているAMIのため課金対象外です。

以下のサイトが参考になりました。
https://awsjp.com/AWS/hikaku/Owned-by-me_Public-Images_Private-images.html

AMI
image.png

スナップショット
image.png

AWSにお問い合わせした後にボリュームであることが分かりました

後日ボリュームを確認しました。

ボリュームが残っていたため、削除しました。
image.png

まとめ

EC2のEBS削除は左ペインのAMIとスナップショットとボリュームの削除漏れがないか確認が必要です。
EC2のイメージを取得することの方が多いため、ボリュームについては忘れてしまい削除漏れが起きやすくなります。

「インスタンスの起動」のデフォルト設定ではEBSボリュームは「終了時に削除」が「はい」のため、
インスタンスが終了されるとアタッチされているEBSボリュームも同時に削除されますが、
「終了時の削除」が「いいえ」の場合はボリュームに残ります。
検証環境にEC2を構築する方はEBSの消し忘れに注意してください。

image.png

今後の対策
有識者にご教示いただき「aws-nuke」ツールでリソースを一括で削除出来ることを学びました。
消し忘れて想定外の課金が発生することを防ぐために検証完了後、ツールで一括で削除をお勧めします。
以下のサイトが分かりやすく「aws-nuke」ツールの使い方が書かれているため引用させていただきました。
https://qiita.com/yu-yama-sra/items/cca952150356c15ec496

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?