#1.環境作成
クラスタ環境では、各ノードの間に互くアクセスする要望があります。
本章は、Master(cluster-master:192.168.0.100)から、Slave1(cluster-slave1:192.168.0.101)とSlave2(cluster-slave2:192.168.0.101) へ、パスワードなしようにssh接続を行う際のやり方を解説します。
####1.1.SSHのインストール
MasterとSlaveの中に、sshがなければ、まずsshをインストールします。
####1.2.Slaveへの接続確認
Masterから、各Slaveへ、ssh接続を試してみるとパスワードを聞かれます。
# ssh -l root 192.168.0.101
# ssh -l root 192.168.0.102
#2.ssh-keygen公開鍵作成
Masterのコンソールで、「ssh-keygen」を実行します。
# ssh-keygen
以下のメッセージが表示したら、説明の通りに行ってください。
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/root/.ssh/id_rsa): そのままエンター
Enter passphrase (empty for no passphrase): そのままエンター
Enter same passphrase again: そのままエンター
Your identification has been saved in /root/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in /root/.ssh/id_rsa.pub.
The key fingerprint is:
2a:23:16:fa:63:33:4d:9f:a3:79:2e:13:77:63:07:f1 root@spark2
The key's randomart image is:
+--[ RSA 2048]----+
| |
+-----------------+
次に、Masterの公開鍵を接続したい各Slaveにを転送します。
# ssh-copy-id -i ~/.ssh/id_rsa.pub 192.168.0.101
# ssh-copy-id -i ~/.ssh/id_rsa.pub 192.168.0.102
#3.パスワードなしでSlaveへの接続確認
以下のように、パスワード無しで接続できることを確認します。
# ssh 192.168.0.101
# ssh 192.168.0.102
正常にSlave1、Slave2に接続できるはずです。