ちゅらデータアドベントカレンダー13日目の記事です
4人の娘を持つデータエンジニアのgakki--です!
今回は、2023年9月〜2024年3月まで取得した育児休業について、取得前〜取得後の話を書こうと思います(とは言え大部分忘れているので記憶の捏造があります)。
ちなみに、ちゅらデータには他にも育休を取得している人がいますので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。
「育児休業を取ってどうだった?」男性社員3名にインタビューしてみました。
【初めての産休・育休を経験】働くママさんデータエンジニアにお話を伺いました。
育児休業とは
育児休業とは原則的には子どもが1歳になるまで取得できる育児・介護休業法に基づいた制度です。
気をつけて欲しいのは「育児休暇」ではありません。育児休暇は会社独自の制度、育児休業は国の制度です。
さてこの育児休業ですが、実は「育児休業給付金」(通称:育休手当)がもらえます。
もらえると言っても、これは会社から支払われるわけではなく、国から支払われます。つまり、会社には金銭的な迷惑をかけないのです。
ただし注意点として、育休を取得してから半年までは手取りベースで8割まで落ち、半年から1年までは5割まで落ちます。
これが2025年4月から10割になるかもしれませんので、これからより取得しやすくなりますね。とは言え上限が決まっていて月収46万円以上だと貰えるお金は変わらなくなるので、そこも踏まえて考えなければなりません。
育休周りのスケジュール
2023年11月ごろ?:妊娠が分かる
2024年1月ごろ:社長に育休の報告&相談
2024年2月ごろ:プロジェクトのメンバーに報告
2024年7月20日:生まれる
2024年8月中旬〜下旬:有給取得
2024年9月〜翌年3月:育児休業
2024年4月:育児休業から復帰
※育休ですが入社して1年経過しないと取得できないため、2023年9月からの取得となります。
家族構成
私、妻、長女(小学生)、次女(幼稚園)、三女(幼稚園)、四女(生まれました)
育休前
ある日妻から妊娠を告げられました。流産する可能性もあるため、一旦安定期に入るまでは家族内で留めました。一般的に妊娠16週目(妊娠5か月)から妊娠27週目(妊娠7か月)の頃が安定期とされるので、安定期に入ってから社長に報告と育休の相談をしました。
社長にはSlackのDMで報告しましたが、開口一番「おめでとうございます!育休チャンス」と言うお言葉をいただきました。まだ育休取得の相談はしていないのですが、育休を取得しやすい空気にしてくれましたね。
さらにCTOとも1on1で話す機会があったので報告すると、こちらも同じ反応をされました。「子供を増やすのは国にとって有益」と言う理由で社会に貢献できている!良いことだ!と言った感じの言葉をもらったのを覚えています。
その後プロジェクトメンバーにも報告しても同じような感じでした。プロジェクトとしては同年4月に終わる予定でしたので、引き継ぎもほとんど発生せず終わりました。とは言え、お客様から問い合わせがあった時にはよろしくお願いしますと言うことは伝えて快諾してもらえました。
ここら辺の空気感から分かるようにちゅらデータでは非常に育休が取得しやすいです!
なぜだろうと考えると、会社の文化的なことや人の考え方もありますが、プロジェクト単位で動いているから人を入れ替えやすいとかはあるかと思います。XX部YY課みたいな会社だと、一人抜けるとみんなで仕事を分散するとかになるのかな?と想像しました(数ヶ月〜1年のために人を採用できない)。と言いつつうちの会社ならそれでも良い感じでやってくれそうではありますが。
育休中
今回生まれた子供は4人目で、これまでの子供たちは1週間程度の育休を取得するくらいでした(別の会社です)。
そのため長期での育休と言うのは初めて、育児・家事なんでもしちゃうぜ!といった気持ちでいました。
実は最初の育休の申請は2023年12月までとしていましたが、まだ離乳食が始まっていないので、離乳食を作る経験もしたいとかがあり11月ごろに延長の旨を伝えて、2024年3月まで延長しました。長く取った方がより妻の気持ちに共感ができる部分が増えるので、取得できるなら長めの方が良いですね。
産後〜育休前
産後からお休みを取るまでの間、妻は病院にいたり、家にいても動けない状態だったので、私が上の3人の娘の面倒を見る必要がありました。とは言え、仕事があるので朝私の実家に連れていき、私の親に頼って日中はみてもらい(ついでに私の夜ご飯も作ってもらい)、仕事が終わったら迎えに行きお風呂に入れて一緒に寝る生活でした。
また、夏休みだったので、小学生の長女は小学校の学童に預けるための送迎などもしていました。
産後に限らず実家の親にはしばしば頼ることがあります。実家に頼れない人とかだと育児大変だなといつも思っています。子育てをするなら、どちらかの実家が近い方が良いと思っています。
育休初期〜中期(8月中旬〜12月)
育休が始まったらこれまで妻がやっていたことをやりました。具体的には赤ちゃんの寝かしつけ、沐浴、買い物、朝・昼・夜ご飯の用意とかなどです。特に赤ちゃんの寝かしつけは3時間おきに起きるので、寝不足になりながら都度あやしたり、ミルクをあげたり、オムツを替えたりしていました。できる限り自分でやりたかったので、こんな生活を数ヶ月くらいして、途中で妻と役割を交代しながらとかで進めました。
夜赤ちゃんが起きたら耳にイヤホンを付けて、YouTubeを見たりして過ごした記憶です。
あとはパパ育チャットというLINEのグループに入って情報を集めたりもしました。
この時期は夜泣き対応さえできれば乗り越えられます(それが大変)。何気にYouTubeを見たりできたりするので、寝不足ですが楽しく?過ごせます。
育休後期(1月〜3月)
ここから離乳食が始まりました。離乳食を作るのって大変ですね。時期によってお粥のお湯の割合を変えたり、茹でた野菜の大きさも変えたり、時折レンチンの離乳食に頼ることもありました。
今は大人と同じものを食べられるので良いですが、大人とは別で作って、さらに食べさせなければいけなかったりと大変でした。
あと、ご飯って作るのも大変ですが、買い物も大変だなって思いました。料理は買い物から始まり、食器を洗って、乾いたら棚に片付ける。ここまでやるのが料理なのだなと思いました。
育休後(仕事復帰)
数週間は仕事の勘みたいなものが全然戻らなかったです。
今は逆に育休のことを結構忘れてしまいましたが、子供への愛情や妻への感謝は忘れません。
あとは、生まれた子供以外の子育てもあったので、それらの大変さも身に沁みました。
さらに、児童手当が拡充されたよ
みなさん知っていますか?最近児童手当が拡充されたんです。
- 所得制限の撤廃:所得にかかわらず、対象家庭に児童手当が支給
- 支給期間の延長:高校生年代(18歳到達の最初の年度末)まで延長
- 第3子以降の支給額の増額:第3子以降の支給額が3万円に増額
- 支払月の増加:支払い回数が年3回から6回(偶数月)に増加
この中でも2番、3番すごくないですか?
なんとこれらの影響で、4月生まれの場合、子ども1人あたり総額245万円もらえるようになり、第3子以降であれば、681万円もらえる計算になります!(適当な参考記事)
さらに第3子のカウントの仕方も良い方向に変わりました。これまでは18歳年度末までの兄弟の数でカウントされていたのが、22歳年度末までの兄弟数の数でカウントされるようになったのです。こども家庭庁のこの資料がわかりやすいです。
まとめ
人生長いので取れるなら育休を取りましょう!
きっとあなたの人生を豊かにしてくれる!
また、少子化対策で子育て支援がどんどん手厚くなっていくので、みんなで子どもを増やしましょう!
ちなみに、子どもが小学校に入ると子育ては楽になります。さらに小学校になるとしっかりしてくるので、兄弟の面倒も見てくれるようになります。親の精神的にも、一人目は分からないことだらけで大変でしたが、二人目や三人目になると、同じ対応をしてもそれぞれ反応が違ったりで、個性やなと感じて精神的には楽になります。兄弟・姉妹で遊ぶことも増えるので、手がかからなくもなります。(今回は敢えてポジティブな面だけを書いています)
ですので、2人目以降悩まれている方は悩まず、子どもを作りましょう〜