はじめに
この記事はProduct Manager Advent Calendar 2018の12日目の記事となります。
キャリアの最初をプロダクトマネージャーからスタートし、今現在もPMしながら社長をしているたばてぃーしゃちょーです。
スモールBtoCのベンチャー企業でPMを3年。大企業でサブスクリプションモデルのPMを2年程やっております。
私がPMになった理由としては、5年前のWantedlyでは「エンジニア」「デザイナー」「ディレクター」くらいしか選ぶことができず、
エンジニアリングとデザインはできないからディレクターで応募するしかない!と思ったのがきっかけです。
今となっては自分の中でベストな選択をできて、今の自分があるなと思います。
0→1で事業を創り出したり、1からグロースしていく本物のPMは貴重な人材だと考えています。
本当にできる人は起業した方が良かったりもしますし。
この記事はプロダクトマネージャーになろうとしている人やなりたい人に向けて記事を書きます。
他の職種の方には、あまり刺さらないかもしれませんのでご了承ください。
プロダクトマネージャーとは
プロダクトマネージャーとは経営学用語の一つ。企業においてマーケティング活動全般の権限と責任を持つ管理者を担当する職種を言う。ここで言われている権限というのは製品の開発から、その製品の宣伝、販売、流通などの広範囲にわたっている。 プロダクトマネージャーとは職種の名称であり職位を示す言葉でなく、必ずしもマネージャー職が担当すると言う意味ではない。現実にはその製品に詳しい一般社員が担当する場合が多い。 wikipediaより
Wikipediaには上記のように記述されていますが、実際にプロダクトマネージャーは企業によって役割や求められる成果が異なる曖昧な職種です。
ただ全ての企業で一致しているのは**「課題を解決する職種」であるということ。
それは「ユーザーの課題を解決する」ことであったり「経営課題を解決する」こともあり、様々です。
そしてプロダクトの成功に対して責任を持つ職種**でもあります。
そのためプロダクトマネージャーは「mini CEO」であると言われます。
将来プロダクトを創って起業をしたい人にとっては会社の環境を活かすことができるので、起業前の良い練習になります。
プロダクトマネージャーになりたい人へのメッセージ
顧客と接する機会を増やす、もしくは自分がユーザーであれ
C向けサービスも、B向けサービスも同様ですが、顧客に会わなければ本質的にプロダクトや市場の課題を認識することはできません。
本質的な課題を認識できないとどうなるのか。
PMは課題を解決する職種であるにも関わらず、見当違いの物事を課題設定してしまい、結果的に本当の課題が解決されない。
つまり成功に導くことができません。
だからこそ顧客との接点を増やす必要があります。
またC向けサービスであれば、自分がユーザーであるべきだと考えています。
これら2つは本質的な課題を認識する上で非常に効果的です。
ただし顧客は課題を課題だと言語化して教えてはくれません。
プロダクトに責任を持っている人でないと得れない気づきがあります。
ユーザーに憑依して(ユーザー目線になって)プロダクトの課題を見つけていきましょう。
意見にNoと言い、嫌われる勇気を持つ必要がある
1つの側面としてプロダクトマネージャーというのは**「プロを活かすプロ」**だと考えています。
最近はエンジニアやデザイナーからPMにジョブチェンする人も多いです。
しかしゼロからプロダクトマネージャーを目指す人にとってはエンジニアリングもできない、デザインもできなく物を作れない人間です。
その中でPMとしてのバリューを発揮するためには、プロを活かしてチームを成功へと導く必要があります。
プロダクトに関わる人間は非常に多いです。
ボードメンバー・エンジニア・デザイナー・マーケター・サポート・バックオフィス・社外関係者・パートナーなどなど。
これらの人間の意見を全てまとめるのは不可能です。
そのためには誰かの意見にNoと突きつける事が多々あります。
冒頭にも記述しましたが、プロダクトマネージャーはプロダクトの成功に責任を持ちます。
成功しなければプロダクトマネージャーの責任です。
メンバーの事を尊重しつつも成功のために、嫌われる勇気が必要です。
絶対に成功すると思って企画をすべし
企画をして改善することだけがPMの仕事ではありませんが、プロダクトに商品を追加したり、改善することが多いです。
自分の当たると思った企画であったり、トップダウンの企画等あると思います。
共通して言えるのは、プロダクトに責任を持っている人である以上、絶対に成功すると思って打席に立ち続ける必要があります。
企画は最後まで推進して、結果を確認して、初めて価値になります。
自分が成功すると思って初めて、人に思いが伝染します。この伝染した思いはプロダクトへと反映され、ユーザーも気づきます。
本当かどうかはPMになって試してみてください。
最後に
この記事のペルソナはPMになり始めた当時の自分です。
私自身PMとして失敗を重ねてきましたし、独りよがりだった事も多々あるなーと思ってます。
プロダクトマネージャーは一人でプロダクトを世の中に提供できません。
でも、人が欲しがる良いプロダクトをこれからも作れるように、私も頑張ります。
P.S
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