鹿児島大学生 Advent Calendar 2018 ということで鹿児島大学アプリ開発サークルの@gakutomoが投稿させていただきます。
最近paypayのキャッシュバックキャンペーンを利用してMacbook Proを購入したので、ansibleで環境構築の自動化に取り組んでみました。その備忘録と、ansibleで自動化やってみたい!という方のための手始め記事を書いてみたいと思います。
初期設定
まずansibleを導入します。brewを使うのがいいと思います。
brew install ansible
さっそく動かしてみよう
ansibleのインストールが終わったら早速試してみましょう。下記のファイルを作成してください。
- hosts: localhost
connection: local
tasks:
- name: Enable Tap to Click
osx_defaults: domain=com.apple.AppleMultitouchTrackpad key=Clicking type=int value=1
ファイルを作成したら以下のコマンドで実行です。
ansible-playbook main.yml
これはMacのシステム環境設定→トラックパッド→タップでクリックの設定を行ってくれるタスクになります。実行後ログインしなおすと適応されます。
いちいちGUIで設定するの面倒だったんで楽チンです。こんな感じでタスクとして設定したい項目を追加していきます。
その他サンプル
先程作成したmain.ymlのtasks以下に追記してみてください。
brewパッケージのインストール
- name: install homebrew packages
homebrew:
name:
- git
- go
- hugo
- nkf
- nodebrew
- rbenv
- ruby-build
- tree
- wget
- zsh
GUIアプリケーションのインストール
- name: install homebrew cask packages
homebrew_cask:
name: "{{ item }}"
with_items:
- docker
- google-chrome
- virtualbox
- visual-studio-code
最後に
今回はかなりシンプルな構成で説明してみました。これらはansibleの機能のごく一部に過ぎませんが、なんとなく概要が掴めたでしょうか。自分好みの設定ファイルを作って快適な開発環境をサクッと構築できるようにしたいものですね。