はじめに
こんにちは。
この記事はGFAMアドベントカレンダー2021の5日目の記事です。
RDSについてまとめてみました。
RDSの概要
RDSはマネージド型のリレーショナルデータベースサービスです。利用者はOSやデータベースソフトウェアを導入する必要がなく、テーブル設計やカラム設計に注力できます。アプリ開発者でもインフラの構築や管理を考える必要なくデータベースサービスを扱えます。フェールオーバー構成を手軽に作れたり、スケールアップなどが簡単に行える点も特徴です。
RDSがサポートするエンジン
RDSでサポートするエンジンは以下があります。
- Amazon Aurora
- PostgreSQL
- MySQL
- MariaDB
- Oracle Database
- MariaDB
Amazon Aurora
サポートエンジンの中でもAmazon Auroraは、AWSが構築したRDBです。MySQLの5倍、PostgreSQLの3倍のスループットがあります。MySQL、PostgreSQLと互換性があります。Auroraと互換性のあるRDSとではアーキテクチャが異なります。ユースケースや要件に応じて使い分けますが、詳細はまた別の機会に。
以下は、RDSの特徴の一部を記載します。
RDSのマスターースレーブ構成
フェールオーバーの構成を手軽に作れます。マスターからスレーブへのレプリケーションは自動で行なわれます。マスターに障害が発生した場合、自動でスレーブにフェイルオーバーされます。アプリからRDSへの接続はエンドポイントで行いますので、フェイルオーバーされたとしてもアプリ側の設定変更は不要です。
リードレプリカ
リードレプリカは、読み取り専用として構築したデータベースのことです。読み取りをレプリカで行うことによって、マスターの負荷を抑えることができます。
スナップショット
スナップショットは、データベース全体のバックアップを取得したものです。設定により自動で実行されます。
パッチ当て
AWSが自動でセキュリティ等のパッチを適用します。設定により自動で実行されます。
パラメータの設定
AWSでは、設定をconfファイルではなくGUI上で行います。
おわりに
今回はRDSをまとめました。
次回はCloudWatchについて学習します。