使用環境
- MacBook Pro 14-inch, Nov 2023
- Chip: Apple M3 Pro
- Memory: 18GB
- macOS: Sequoia 15.1
- FFmpeg: 7.1
備忘録
使用可能なコーデックを一覧取得 (-codecs)
ffmpeg -codecs
全権取得から検索するときはgrep
と併用?
ffmpeg -codecs | grep libx
よく使うコーデックの変換速度とデータサイズ
前提: 3分52秒の動画を使用.
H264
コーデック | 変換速度 | データサイズ |
---|---|---|
libx264 | 2.3x | 677MB |
h264_videotoolbox | 8.86x | 312MB |
変換周り
品質指定 (-crf)
ffmppeg -i input.m2ts -c:v libx264 -c:a aac -crf 18 output.mp4
画質を指定するConstant Rate Factorの略.
引数に指定できる値は0~51
で,数字が小さいほど画質は良いがファイルサイズが大きくなる.
雰囲気18
で十分画質?
エンコード範囲指定 (-ss, -t)
ffmppeg -ss 01:23:45 -i input.m2ts -t 00:05:00 -c:v libx264 -c:a aac -crf 18 output.mp4
-ss
: エンコード開始位置.
-t
: エンコード開始位置からの処理対象時間.
上記の例だと,input.m2tsの1時間23分45秒から5分間を変換して出力してくれる.
ビデオフィルタ (-vf)
ffmpeg -i input.m2ts -vf "yadif" -c:v libx264 -c:a aac output.mp4
変換後のファイルを再生して,線が入っているように見える場合はインターレース解除が必要な可能性あり.
その場合は,デインターレースフィルターを追加する.
yadif
: Yet Another Deinterlacing Filter