まえおき
WSL関連のTipsを記載していく。
同一ディストリビューションの複製
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複製したいディストリビューション名を取得
PowerShellにて以下のコマンドを実行する。
wsl -l -v
以下のように出力される。
NAME STATE VERSION * Ubuntu-22.04 Running 2 Ubuntu-24.04 Running 2 ...
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ディストリビューションのエクスポート
PowerShellにて以下のコマンドを実行する。
wsl --export Ubuntu-24.04 <任意の名称>.tar
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ディストリビューションのインポート
PowerShellにて以下のコマンドを実行する。
wsl --import <任意の名称(*1)> <ディストリビューションのデータを置く場所のパス> <エクスポートしたディストリビューションのパス>
*1:
wsl -l -v
を実行したときにNAMEに表示される。
Ubuntu起動時のログインユーザを作成したユーザにする
起動時のログインユーザがrootになってしまう場合の対処法になります。
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wsl.conf書き換え
Ubuntuにて以下のコマンドを実行する。
nano /etc/wsl.conf
以下の項目を追記する。
+ [user] + default=<ログインしたいユーザ名>
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WSL再起動
PowerShellにて以下のコマンドを実行する。
wsl --shutdown <ディストリビューション名>
sudo使用時のパスワード無効化
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sudoers書き換え
Ubuntuにて以下のコマンドを実行する。
sudo visudo
以下の項目を追記する。
# Allow members of group sudo to execute any command
の中に書き込めばよいかと。+ <ユーザ名> ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
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