ファイル権限の確認
コピー対象のファイル名 test1
ファイルの所有者でない。
使用コマンド
ls -al 対象パス
標準出力
-rw------- 1 root root 1768 4月 7 18:42 2017 test1
-rwxrw-rw- 1 root root 1768 4月 7 18:42 2017 test2
drwxrw-rw- 1 root root 1768 4月 7 18:42 2017 old
結果の頭10桁が権限を表している
結果の見方
・先頭1桁目
- ファイル
d ディレクトリ
l シンボリックリンク
・残り9桁
2文字目から4文字目はファイルの所有者に対する権限を表し、
5文字目から7文字目はファイルの所有グループに対する権限を表し、
8文字目から10文字目はその他に対する権限を表しています。
r 読み取り
w 書き込み
x 実行
- 権限なし
パーミッションの意味
・ファイル
r: 読める
w: 編集して上書き保存できる
x: コマンドとして実行できる ex) /bin/ls
・ディレクトリ
r: ファイル一覧が表示できる(lsが打てる)
w: ファイル一覧を修正できる(rm, touch, mvとか)
x: ディレクトリ内にcdできる。ディレクトリ内のfind, touch, rmはできない
コピーであれば r
が付いていれば可能。
test1にはその他のユーザーに対して読み取り権限が付いていないため、コピーすることができない。
権限の変更
chmod
コマンドを使用して読み取り権限をつける
上記の方法をとることでコピーは可能となるが、複数人で共有している場合、権限の変更は厳禁。
今回はこの方法の説明は省略する。この方法を取る場合は以下のURLを参照
http://qiita.com/shisama/items/5f4c4fa768642aad9e06
コピーの作成
サイズの確認
・コマンド
du -sm ファイルパス
・標準出力
3 ファイルパス
このファイルまたはディレクトリが3MBであることがわかる
コピーの実行
cp -pr コピー元 新規名
※-pr
の意味を検索
バックアップの追加
tarコマンドでファイルをまとめる
tar -cvf 新規名.tar ファイル名
圧縮する場合は、-zcvf
解凍は -xcvf
-zxvf
コピーしたファイルに対してパーミッションの変更
chmod -R ディレクトリ名
※ -R の意味を調べる