要旨
2018/10/04 に開催されたAWS Loftの公開セミナー「Developer Technology Night - Tokyo 201810」を聴講したので内容のポイント、感想を書いてみたいと思います。
セミナー概要
- 日時:2018/10/04 19:00~21:00
- 場所:東京都目黒 AWS Loft Tokyo
- 内容:AWSの開発者向けサービスの紹介
- 参加者数:パッと見40~60名程度
アジェンダ
- セッション#1 AWSの開発者向けサービス全体像(講師: AWS 塚田朗弘 氏)
- セッション#2 デモで見るAWS AppSync,AWS Amplify プログラミング(AWS 塚越啓介 氏)
セッション#1 AWSの開発者向けサービス全体像
- (資料は公開されたらURL記載します)
- AWSの開発者サービスの体系及び注目サービスの紹介と、講師(塚田氏)が推しのAWSサービスの紹介
- 開発者サービスでは、AppSyncとAmplifyが今回の目玉
AppSync
- GraphQLベースのアプリを迅速に作るサービス
- 選択できるバックエンドは柔軟 → Dynamo、ElasticSearch、Lambda、HTTP
- LambdaとHTTPが使えるので、やろうと思えばなんでもできる?
- CognitoやIAMと統合してアクセスコントロール可。
Amplify
- JavaScriptでクラウドの機能に触りに行くようなウェブやモバイルアプリを簡単に構築するための仕組み
- 「認証」や「API呼び出し」などのユースケースを指定してクラウド上のリソースおよびフロント用のコードを生成してくれる
- 講師曰く「開発技術の転換」
- 実態はNode.js製の開発ツールで、コマンドやコンソールで操作する
- 裏でCloudFormation用のTemplateが作られて、それが実行されてリソースができるらしい
Amazon Pinpoint
- 講師の推しサービス
- 顧客へのプッシュ通知と行動分析ツール
- プッシュ通知は、属性で送信先をしぼったり、頻度などをコントロールした通知ができる
- 行動分析は、ファンネル分析などをリアルタイムでできる(らしい)
Chalice
- 講師推しのツール
- API Gateway+LambdaのPythonアプリを簡単に構築できるフレームワーク
- 「非常に直感的」とのこと
セッション#2 デモで見るAWS AppSync,AWS Amplify プログラミング
デモ内容
- ここのQiitaの投稿に書かれているAmplifyによるアプリ構築をデモで実演
- 「認証制御付きのDynamoに対する入出力機能を持ったGraphQLベースのサーバレスアプリ」をわずか40分程度(それも口頭説明挟みながら)で構築!
- CLIで対話形式で数回コマンドをたたくだけで、目的に応じたクラウド上のDynamoとかAppSyncが作られた
- フロント側はコンソール上に出るコードをコピペ&少し変更して作成
デモ所感
- デモがめまぐるしくて自分の理解があんまり追い付いていないところ多々あったので、今度Amplifyを触ってみようと思った
- CI/CDに成果物を組み込むなど、きちっとした開発をする場合はAmplifyだけでは難しいと思う。ただし、「とりあえずたたき作る」「自己学習用に動くモノが一式ほしい」というケースでは、有用である印象を受けた。
- フロント側の認証UIを機能として提供してくれるのはうれしい。Cognitoの認証回りはjavascriptで実装するとき煩雑なので。。。
全体的な所感
- ホットな技術情報をAWSエンジニアからタイムリーに聞けて有用だった
- 紹介されたサービスが自分の仕事で有用であるかは別にして、新しい技術に触れるときのハードルを低くしてくれる印象
- AWS Loftでは、今後も継続して機械学習やAmazon Payなどで面白い&ためになるセッションを開催してくれるそうです。
- AWS Loftはオシャレでした。あと、夜景がキレイでした。
さいごに、本編とは関係ありませんが、本記事が人生初Qiitaなので、不作法や不備あればこそっと教えていただけるとありがたいです。。。
以上