はじめに
AWSにはS◯Sっていう名前のサービスが多いですよね。
どれも似たようなサービスで、真ん中の一文字だけで違いを判断するのは難しい気がします(私だけ?)。
ということで、それらの違いについて簡単に書いてみました。簡単に。
Amazon S◯S
S◯Sという名前(略称)のサービスは以下の3つになります。
- SQS
- SNS
- SES
それぞれみていきましょう
Amazon SQS
- Simple Queue Serviceの略
- 完全マネージド(ユーザ管理不要)なメッセージキューイングサービス
- 意外にもAWSの中で最も歴史が深いサービスらしい(サービスインは2004年)
- Queue(キュー)とは、筒状の入れ物のようなイメージのもの
- キューを利用してコンポーネント間でメッセージのやり取りを行うことで、コンポーネント間をつなぐ
- 疎結合な(互いに影響を与えにくい)アーキテクチャを実現することができるサービス
結局、SQSとは
Amazon SNS
- Simple Notification Serviceの略
- Notification=通知 のとおり、完全マネージドのプッシュ型の通知サービス
- SMS, email, HTTP/HTTPS, モバイル通知などを通じてメッセージを配信する
- SQSやLambdaとの連携も可能
- メッセージをプロトコルごとに変換する部分もやってくれるので、通知する人はプロトコルの違いを意識せずに配信できる
結局、SNSとは
Amazon SES
- Simple Email Serviceの略
- Eメールに特化したサービス
- SMTPプロトコルやAPIを通じてメールを送受信する
- 受信したEmailをS3に配信することも可能
結局、SESとは
まとめ
- SQSはつなぐサービス
- SNSは知らせるサービス
- SESはメールサービス