概要
基本的にObjective-CとC++を混在するファイルは.mmファイル内に記述し、iOSとAndroidで共通する処理は.cppファイルに記述すると自動的にXcodeがビルドオプションを設定してくれるのでベーシックな方法ではありますが、iOS firstで開発してる場合、ファイルの分離が面倒だったりすることもあります。
ファイル拡張子で区別するのではなく、自分でビルドオプションを設定してObjective-C++を可能にする方法を記載します。
方法1
- Xcode上でObjective-C++を記述したいcppファイルを選択。
- インスペクターの"Identity and Type"でTypeをC++ SourceからObjective-C++ Sourceに変更する。
- クリーンビルドを実行する。
方法2
- Build Settingsから"Other C++ Flags"を検索。
- オプションにobjective-c++を追加
方法2では全てのcppファイルがObjective-C++を許可するので、気持ち悪い人は方法1で個別設定することをオススメします。