概要
MacOSへのMongoDBインストールのメモ.
参考にした公式Document
Install MongoDB Community Edition on macOS
今回は関係ないですが,MongoDB Atlasと呼ばれるクラウド版があるようで,クラウド版であればインストールの手間が無いです.
インストール
まず,homebrewフォーミュラをダウンロード
$ brew tap mongodb/brew
次に,mongodbをダウンロード
$ brew install mongodb-community
パスを通す
インストール完了後,mongo
コマンドやmongod
コマンド等が使用できない場合はパスを通します.
~/.zshrcファイルを開きます.
$ open ~/.zshrc
~/.zshrcファイルに以下の文を追加してパスを通します.
export PATH=/opt/homebrew/Cellar/mongodb-community/${version}/bin:$PATH
環境に合わせて${version}
を書き換えてください.
例:自分の場合は,最新版ではなくバージョン4.4を指定したため,
PATH=/opt/homebrew/Cellar/mongodb-community@4.4/4.4.16/bin:$PATH
となっています.
ファイルを保存して閉じます.
~/.zshrcファイルを読み込み直して,設定を反映させましょう.
source ~/.zshrc
ターミナルを再起動する方法でも読み込みを行えます.
起動
mongo
コマンドでmongoDBを操作することができますが,まずmongoDB(mongdプロセス)を起動する必要があります.
起動はMacOS service実行する場合と,バックグラウンドで実行する場合の2パターン用意されています.
MacOS serviceとして実行する場合
//起動
$ brew services start mongodb-community
//停止
$ brew services stop mongodb-community
バックグラウンドで実行する場合
mongod --config /opt/homebrew/etc/mongod.conf --fork
メモ
mongodを起動するときに,データベースのパスを指定する必要がありますが,ここで紹介した方法では明示的にパスを指定する必要がないです.
指定しない場合、mongod.conf
ファイルに設定されたdbPath
がパスとなります.
mongod.conf
はmongodb
インストール時に/opt/homebrew/etc/mongod.conf
に同時にダウンロードされています.
$ more /opt/homebrew/etc/mongod.conf
systemLog:
destination: file
path: /opt/homebrew/var/log/mongodb/mongo.log
logAppend: true
storage:
dbPath: /opt/homebrew/var/mongodb
net:
bindIp: 127.0.0.1, ::1
ipv6: true
mongoシェルの起動
MongoDBの操作はmongoシェルで行います.mongoシェルはmongo
で起動できます.
$ mongo
MongoDB shell version v4.4.16
>
以上です.