壊れてしまったHDD、USBメモリ、SSDなどのストレージデバイスを復活させる方法の一つ。
壊れてしまったストレージデバイスは、パーティションテーブルが壊れているだけで、データが生き残っている場合が多々あります。新しいOSのインストールミスなどでパーティションテーブルが壊れる場合があり、実際まだファイルを書き込んでない場合のストレージデバイスの復活方法を書いておきます。
(1) 手元にあるlinux liveCDのブートディスクで、linuxを起動させます。
(2) ルートになります。
(3) fdiskを起動させます。
fdisk /dev/sda
(4) dコマンドでパーティションを削除します。
(5) nコマンドで、「新しいパーティション」を作ります。
ここで、d、nコマンドはパーティション削除、新しいパーティションを作ると書いていますが、実際にはパーティションテーブルを書き換えているだけです。
nコマンドで「新しいパーティションを作る」とき、最初のセクタ、最後のセクタを指定しなければいけませんが、これは、壊れる前のスタートセクタとエンドセクタを指定して下さい。解らなければ計算して出して下さい。USBメモリドライブなどは、一つのパーティションで、0から終わりの物理セクタまで目一杯使ってる場合がほとんどです。
(6)wコマンドでパーティションテーブルを書き込み、qコマンドで抜けます。
これで、終わりです。パーティションテーブルが壊れていただけの場合は、これで復活できます。