USBでもハードディスクでもSSDでも同様にしてインストールできます。
最近はarchinstallというものがあり、簡単にインストールできるようですが、うちではなぜか、archinstallが落ちます。
環境・準備するもの
/dev/sdbがドライブで、/dev/sdb1にルートパーティションがあるものとします。/bootと/は分けないものとします。
ユーザー名はhogeとします。ホスト名はfooとします。
DEもインストールします。
DEはmateにしました。
ブラウザはgoogle-chromeです。
display managerはlightdmです。
imはfcitx5です。
archLinuxのインストールメディアを用意して下さい。
ここでのストレージはUEFIではありません。MBR/BIOSです。
手順
・ディスクにfdiskでパーティションテーブルを作る。
・パーティションを切る
mkfs.ext4 /dev/sdb1
mount /dev/sdb1 /mnt
mkdir /mnt/home
pacstrap /mnt base base-devel linux linux-firmware
pacstrap /mnt man-db vim
arch-chroot /mnt
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
hwclock --systohc
vim /etc/locale.gen # en_US.UTF-8とja_JP.UTF-8をアンコメント
locale-gen
echo "LANG=ja_JP.UTF-8" >/etc/locale.conf
echo "export LANG=C" >/root/.bash_profile
echo "KEYMAP=jp106" >/etc/vconsole.conf
echo "foo" > /etc/hostname
・/etc/hostsを以下のようにする。
127.0.0.1 localhost
::1 localhost
127.0.1.1 foo.localdomain foo
passwd
pacman -S grub dosfstools os-prober mtools
grub-install /dev/sdb
pacman -S intel-ucode
mkdir /boot/grub
grub-mkconfig > /boot/grub/grub.cfg
pacman -S networkmanager dialog iw netctl
systemctl enable NetworkManager.service
reboot
・以上で、再起動してインストールしたシステムをブートする。
pacman -Syu
useradd -m -G wheel hoge
pacman -S sudo
EDITOR=vim visudo
#%wheel ALL=(ALL) ALLをアンコメント
setxkbmap -layout jp -model pc106
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
XとDEをインストールして日本語化
pacman -S xorg xorg-xinit
pacman -S mate mate-extra # DEをcinnamonにする場合はpacman -S cinnamon
pacman -S lightdm lightdm-gtk-greeter
systemctl enable lightdm.service
pacman -S noto-fonts-cjk noto-fonts-emoji noto-fonts
pacman -S fcitx5-im fcitx5-mozc
pacman -S gnome-terminal
・/etc/environmentを以下のようにする。
GTK_IM_MODULE="fcitx5"
QT_IM_MODULE="fcitx5"
XMODIFIERS='@im=fcitx5'
・あとは、メニューの「設定」の中の「fcitx 設定」の、「システムキーボードのレイアウトを選択」で、「レイアウト」を「日本語」にする。
ブラウザのインストール
su - hoge # ユーザーhogeになる。
yay -S google-chrome-stable
終わり
まだ、swap領域など、他の設定も必要ですが、とりあえずのインストールはこれでいけます。