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Windows 11 HomeでPICKit3を動かすには

Last updated at Posted at 2024-02-04

この記事は何?

Raspberry PiやArduinoの価格が高くなっているので、
簡単な事はPICマイコンで処理しようとしました。

しかし、昔購入したPICKit3がなかなか動かせずにLチカまでに
苦労したので、半分は自分用の備忘録として使い方のポイントを書きます。

参考にさせて頂いたURL

開発環境のインストールや初期設定の大部分

長時間ハマリつづけた電源の問題

開発環境のダウンロード

公式サイトから、MPLAB X IDEとC言語のコンパイラをダウンロードしましょう。
コンパイラの方は、使いたいPICマイコンのbit数に合わせて選ぶ必要があります。

古い解説記事では、昔のソフト(MPLAB)が紹介されていると思います。
UIなどが相当変わっているので、惑わされないように注意しましょう。

インストール

指示に従ってインストールすればOKです。

レジストリで設定変更

一番のハマリポイントです。

参考URLの画面を参考に、
EnhancedPowerManagementEnabled
を変更してください。

これが無いと、PICKit3でマイコンと通信しようとしても、
「Connection Failed」となってしまいます。

プロジェクトを作り、コードを記述する。

参考URLと同様の手順で、プロジェクトを作成し、
ソースコードを記述してください。

マイコンの型番を間違えないように注意してください。

PICKit3からの電源供給

二番目のハマリポイントです。

PICマイコンへの書き込み時には、何らかの方法でマイコンへ電力が
供給されている必要があります。

外部の電源回路が無い場合、PICKitから電力を供給することになりますが、
デフォルトでは供給しない設定となっており、変更が必要です。

MPLAB X IDEでプロジェクトのプロパティを開き、
以下の画像の赤丸を参考に、PICKit3⇒Power⇒Voltage Levelの順に
選択して電圧設定をすれば電源供給ができます。

20240204_pickit3.jpg

コンパイル⇒書き込み

無事に目的の動作をすればOKです。
「Connection Failed」が出たら、
これまでに記述した事項を確認してください。

それでも出るようならば、マイコンやPICKitの故障を疑うことになります。

最後に

Raspberry PiやArduinoは値段が高くなりましたが、
PICは安くて大量に手に入るので、上手に使い分けていきましょう。

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