マウスを使うのが鬱陶しい!
キーボードとマウスの間を右手が行ったり来たりするのは、鬱陶しいものです。
純粋にタイムロスになりますし、なによりホームポジションが崩れてしまうのが致命的です。
ならば、いっそ無くしてしまいましょう
ここでは、私がマウスをデスクから消し去るためにやっていることをいくつかご紹介します。
私の環境
- OS: Windows11
- PC: Lenovo thinkpad
- エディタ: VSCode(拡張機能でVimを入れています)
- キーボード配列: 日本語配列
あとはフリーソフトのAutoHotKey(詳しくは後述)を入れています。
ショートカットを使う
真っ先に思いつくのがこれだと思います。VSCodeのショートカット紹介は何番煎じか分からないくらいですが、私が使っている便利なショートカットを紹介します。Windowsのショートカットも合わせて紹介します。
(ショートカットのごく一部を紹介します。もっと知りたい方は以下を参考にしてください。)
キーボードから手を離さずにVS Codeで開発したいという気持ちを大切にしています - 10bace LOG
↑個人的にめちゃめちゃ参考にさせてもらっている記事です
alt + tab (Windows)
アプリの切り替えが出来ます。
例えば、エディタからブラウザへ切り替えるときに、一瞬で切り替えることが出来ます。
デバックの際はエディタとブラウザを行き来するので重宝しますし、開発でない普段使いでも使えるショートカットです。
便利な割には認知度が低いんじゃないでしょうか？気のせい？
win + 数字 (Windows)
タスクバーのアプリを起動します。左から順番に1、2、3...と番号が振られていて、win + 1 を押すとタスクバーの一番左のアプリが起動します。エディタなどよく使うアプリを左側におくと楽に起動できます。
ちなみにエクスプローラを左側に置く必要はありません。win + e で起動できるからです。
ctrl + 数字 (VSCode)
大体の人は画面を左右に分割して作業をしていると思います。必然的に画面の左右を行き来する場面が出てくると思います。ctrl + 1を押せば左の画面に移動でき、ctrl + 2を押せば右の画面に切り替わります。(2画面分割の場合)
ctrl + p (VSCode)
コマンドパレットを起動します。ファイルを開くときにエクスプローラからカチカチクリックしてファイルを探すのは面倒です。ctrl + pを押して、ファイル名を入力してEnter。これで狙ったファイルを起動できます。
crtl + @ (VSCode)
ターミナルの表示・非表示を切り替えます。ターミナルを頻繁に使う人には嬉しいショートカットです。
Vimを使う
Vimの概要については割愛しますが、Vimを使えばデスクからマウスが駆逐されます。それどころか矢印キーも要らなくなります。ただVimは操作があまりにも変態的なので、万人におすすめはできません。
マウスに親を殺されたか何かで、マウスを抹殺しないと気がすまない人はVimを使いましょう。
Vimのインストールや操作に関しては山ほど記事がありますので、そちらを参考にしてください。
VSCodeの拡張機能でVim(Vimのキーバインド)があります。使用法は以下の記事を参考にしてください。
VSCodeで始めるVim
AutoHotKeyを使う
AutoHotKeyはフリーソフトで、自分の好き勝手にショートカットを登録することが出来ます。
使い方などは山ほど記事がありますので、そちらをご参考に。
AutoHotKey公式
私の場合、無変換 + hjkl を上下左右移動に割り当てています。これでVimライクな操作をあらゆる場所で使えるようになります。
あとは変換キーを半角/全角に割り当てています。これをすることで、親指で半角/全角の切り替えができます。
ところで半角/全角キーってなんであんなに遠い場所にあるんですかね？ﾜｹｶﾞﾜｶﾗﾅｲﾖ
トラックポイント
これはハードウェアの話になりますので、実際にやるのは難しいと思います。もしプログラミング用にこれからpcを新調する、という方がいましたら、Lenovoのthinkpadをオススメさせてください。
thinkpadにはキーボードの真ん中に丸い出っ張りがついています。こいつをグリグリ動かせばマウスカーソルが動きます。ホームポジションを崩さずにマウス操作が出来る革命的なデバイスです。
まとめ
マウスを使わないようにするための色々を紹介しました。私の環境に依存している部分が多かったり、好みがかなり出てしまっていますので、そのあたりはご了承下さい。自分なりに方法を模索する際に、この記事が参考になれば幸いです。
私はプログラミング初学者ですが、コーディング速度を上げることの大切さを実感しています。コーディング速度を上げれば、同じ時間でも学べる量が変わってきますし、操作に取られる手間が減った分、考えることに割ける時間が増えます。
デスクからマウスを排除して、爆速コーディングを目指しましょう!