【個人メモ】tiedotというNoSQL DBをいじってみる

tiedot?

tiedot

Goで書かれたNoSQL DB。
触ってみるメモを書いとく。

環境

• Golangをインストール済みであること
• git, mercurialがインストール済みであること
• $GOPATH, $GOROOTが設定済みであること

インストール方法

> go get github.com/HouzuoGuo/tiedot

tiedotの立ち上げ

> tiedot -mode=httpd -dir=/tmp/MyDatabase -port=8080

tiedot Web UI

Web UIが用意されている。admin画面を開いてみる

> open http://localhost:8080/admin

Web UIから操作をする

コレクションとやらを作ってみよう。

"New Collection"ボタンをクリックして、
Modalの中にコレクション名を入れ、作成してみた。

ドキュメントを作成

• "New Doc"を押してドキュメントを作る

• JSON形式でドキュメントを書いていく

• 新しいドキュメントがhogehogeコレクションに追加された。

• コレクションのindex一覧画面にも、追加したドキュメントが表示されている

検索するためにindexを設定

クエリを投げるためにはindexを設定しなければいけないので、
indexを設定する。

• index追加

"New Index"ボタンを押す。

• modalにてindexに指定するキー名を入力する

ドキュメントとして保存した時に利用したキー名である
age, name, gadgetsを入力。

ドキュメントに保存した値をGUIで取得

name=Keiji Matsuzaki となるドキュメントがないか検索を行うクエリをGUIにて発行する

• ドキュメントの画面で"Query"ボタンを押す

• 検索するクエリを書く

検索対象となるドキュメントは1件しか保存していないが、
クエリを書いてみることにする

{ "eq": "Keiji Matsuzaki", "in": ["name"]}

• クエリの実行

"Execute" ボタンを押して、検索クエリに合うドキュメントがあれば、
ドキュメントが表示される。

• 無効なクエリを実行

検索に引っかからないクエリを発行した場合は、ドキュメントは出てこない。

CLIから操作

tiedotにはCLIからも操作が可能になるようにAPIが用意されている。
詳しくは、API reference and embedded usageを参考のこと。

コレクションの作成

> curl "http://localhost:8080/create?col=hogehoge"

コレクションが作られたか確認する

> curl "http://localhost:8080/all"
["hogehoge"]

ドキュメントをコレクションに対して作成する

> curl --data-ascii \
  doc='{"name": "Keiji Matsuzaki", "age": 32, "gadgets": ["iPhone 6 Plus", "Nexus 7", "Mac Book Pro Retina Late 2012"]} \ 
  'http://localhost:8080/insert?col=hogehoge'
1652584854220917731

帰ってきたIDを元にドキュメントを検索

一意なIDが生成されるので、検索が容易。

> curl "http://localhost:8080/get?col=hogheoge&id=1652584854220917731"
{"age":32,"gadgets":["iPhone 6 Plus","Nexus 7","Mac Book Pro Retina Late 2012"],"name":"Keiji Matsuzaki"}

検索クエリを投げる

indexを作成する

indexを作成しなければクエリを投げることができない。
age, name, gadgetsのindexを作成する

> curl "http://localhost:8080/index?col=hogehoge&path=age"
> curl "http://localhost:8080/index?col=hogehoge&path=name"
> curl "http://localhost:8080/index?col=hogehoge&path=gadgets"

クエリを投げる

• "name" = "Keiji Matsuzaki" なドキュメントを検索する

> curl --data-ascii \
  doc='{"name": "Keiji Matsuzaki", "in": ["name"]}' \
  http://localhost:8080/query?col=hogehoge'

{"1652584854220917731":{"age":32,"gadgets":["iPhone 6 Plus","Nexus 7","Mac Book Pro Retina Late 2012"],"name":"Keiji Matsuzaki"}}

サーバのシャットダウンを行う

• /shutdown APIにアクセスすれば良い

> curl "http://localhost:8080/shutdown"
curl: (52) Empty reply from server

触ってみて

CouchDBの代わりになるのだろうか、とふと思ったり...
開発時のJSONでレスポンスを返すAPI サーバのモックアップとして利用できるんじゃないかなあ。