はじめに
Qiita株式会社 アドベントカレンダー 11 日目は プロダクト開発グループの @fussy113 が担当します!
9 月からQiita 株式会社のエンジニアの組織体制が大きく変わりました。詳しくは @getty104 が記事を挙げているので気になる方は是非ご覧ください。
私はプロダクト開発グループの中の新しく発足されるチームのリーダーになりました。
そこから3ヶ月ほど経ったのですが、振り返ってみると、こう考える、こうすべきだったなと思うことがあるので、そちらの供養として記事にまとめていきます。
これからチームのリーダーをしていくという方に少しでも参考になればと思います。
諸注意
ここでのチームリーダーは以下の人として考えてます
- チームの目標達成に向けて、チームメンバーを引っ張っていく役割の方
また、これから学びを書いていきますが、チームの規模、役割、メンバーなどによってこれらは大きく変わってくると思います。
私のチームはざっとこんな特徴です。
- チームメンバー全員がエンジニア
- 小~中規模くらい
- これまで別々のプロダクト開発を行なっていたチームが一つのチームとしてまとまった
- 比較的平均年齢の若いチーム
失敗からの学び
新チーム発足時、チームビルディングの時間はガッツリとるべし
9月から新しいチームでの開発がスタートし、プロジェクトなども進行が始まりました。
しかし最初はなかなかチームとしてうまく仕事を進めることができなかったように思います。
- これまで違う開発チームだったメンバーが集まっていたため、進め方などがバラバラで最適化されていなかったこと
- チームのメンバーそれぞれの強みや弱み、期待することが共有されていなかった
- メンバー同士が本音で語る場づくりができていなかった
プロジェクトを進めるうちにどんどん解決されていくと思って進めていましたが、チーム発足のタイミングでガッツリと時間をとって、チームの相互理解、関係の構築などを行なってもよかったなと今になって思います。
インセプションデッキ などを通じてチームとしての目的の統一、チームメンバーそれぞれの役割を明確にすることで、プロジェクトを進める際にも、最適なメンバーに任せることや、相談をすることがもっと早くできたと思います。
タスクを抱え込まず、本当に必要なことに時間を割くべし
チーム発足の頃、私はよくIssue や開発外の細かい業務を巻き取って進めていました。スプリントの達成のため、他メンバーにスプリントゴールの達成に注力してもらいたいという意図があったのだと思います。
しかしこうやって私自身がIssue を多く持って進めるのは正しい選択ではありませんでした。
本来私が行うべきマネジメント業務などが疎かになったり、目の前のタスクを完了させるのに目が行きがちになってしまっていました。
私自身の開発工数などはあくまでバッファとして考え、それを使わずにできる方法を考えるように意識しています。
ついつい二つ返事で"自分でやります!" と答えていた内容も、みんなにお願いしたほうが早く終わるかも、もっと別の方法で簡単に出来るかもなどを考えて、本当にチームのために私がやるべき事に集中することが出来るようになるのだと学びました。
まとめ
- 新チーム発足時、チームビルディングの時間はガッツリとるべし
- タスクを抱え込まず、本当に必要なことに時間を割くべし
おわりに
チームリーダーの役割としてよく考えてみると当たり前だなと思うことがまだまだできておらず、自身の実力不足を痛感した3ヶ月でした。
細かく挙げるとまだまだ改善すべき点がいっぱい出てきます。
1on1 の際にフィードバックを伝えてくれる上司やメンバーにはいつも感謝しています。。。
若輩者ではありますが、最高のチームを目指して、みんなと一緒に私自身これからも成長していきたいです!
Qiita Advent Calendar 2021 の 12 日目は、 @xrxoxcxox が担当します、お楽しみに