USキーボードで英数／かな キーを利用する
Mac USキーボードでの入力切り替え
Mac の USキーボードの入力切り替えは
- ctrl+space
- 英かなアプリ
- BetterTouchTool に入力文字種のショートカットキー割り当て
といった方法がよく利用されます。
ctrl+spaceは、新しいアプリの導入が必要ないので、一番シンプルです。
英かなアプリも、導入が簡単なのでおすすめです。
ただ、BetterTouchToolをすでに利用している場合、余分なアプリを利用したくないと考えると、BetterTouchToolだけで完結したいです。
BetterTouchToolを利用する方法としては、左右のcommandキーに、それぞれの文字種へのショートカットキー割り当てる方法がよく紹介されています。
ですが、ショートカットキー割り当てる方法は、苦肉の策だと感じます。
アプリによっては機能しないこともあるので、本当は日本語キーボードにある英数／かなキーを割り当てたいはずです。ですが、USキーボードには、英数／かなキーがないので、BetterTouchToolへキーを割り当てることができないように見えます。
この記事では、USキーボードでも、英数／かなキーを入力して、BetterTouchToolのキーシーケンスに割り当てる方法を紹介します。
USキーボードでの英数／かなキー入力
物理キーボード上には、英数／かなキーはいくら探しても出てきません。
USキーボードで英数／かなキーを入力する方法を端的に言うと、
アクセシビリティキーボードで、JISキーボードを作成して入力する
ということです。
詳しい手順は以降で説明します。
アクセシビリティキーボード
Mac では、画面上にソフトウェアキーボードを表示することができます。
物理的に英数／かなキーがないのであれば、ソフトウェア上では入力できないでしょうか。
アクセシビリティキーボードの表示
まず、アクセシビリティキーボードを利用するには、
システム環境設定 > アクセシビリティ > キーボード > ビューア の アクセシビリティキーボードを有効にするのチェックを有効にしてください。
有効にするとソフトウェアキーボードが表示されます。
JISキーボードの追加
USキーボードを利用している方は、はじめはUSキーボードが画面に表示されていると思います。
このソフトウェアキーボードに、日本語配列（JIS）キーボードを追加しましょう。
追加方法は、まずソフトウェアキーボードの右上の...を押して、カスタマイズを選択してください。
そうすると、パネル（ソフトウェアキーボード）のカスタマイズ画面が表示されます。
左の方の新規パネルを押すと、自分でカスタマイズするための新しい環境が用意されます。
上のアイコンにある「パネルの追加」 から「キーボード - JIS」を選択することで日本語キーボードを追加することができます。
このソフトウェアキーボードを利用すれば、クリックするだけで英数／かなキーを入力することできます。
これで、英数／かなの表示を押すと、英数／かなキーの入力が可能となりました。
BetterTouchToolへ英数／かなキーを割り当て
BetterTouchToolへ英数／かなキーを割り当てるには、
キーシーケンスを利用します。
キーシーケンスとして、左コマンドへはソフトウェアキーボードの英数をクリックして割り当てて、右コマンドへはかなキーを割り当てるだけです。
左のコマンドに英数キーを割り当てる場合、まず、キーシーケンスに左コマンドを設定します。
次に、キーシーケンスへのアクションの割り当てとして、英数キーを入力します。
ここでキーの入力として、ソフトウェアキーボード上の英数キーをクリックします。
一つ注意点として、
英数／かなキーはなぜか割り当てられたキーとして何も表示されません。スペースのような扱いということでしょうか。
私は、割り当てがわかりやすいように、ノートにそれぞれeisuuとkanaを入力しています。
まとめ
USキーボードには、英数／かなキーが物理的にないので、割り当てることができないと思っていました。
ネット上を探しても、文字種切り替えのショートカットを割り当てる方法が紹介されていることが多かったです。
知っている人は知っていると思いますが、どなたかの目に触れて、より便利にUSキーボードを利用できるようになればと思います。
USキーボードを利用する人がもっと増えますように。