3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

DevRel1年生のひとりアドカレAdvent Calendar 2024

Day 24

「知る」は「好き」に繋がる。知るための工夫

Posted at

こんにちは、ふるすです。

突然ですがみなさん、人やモノなど何かを好きになる瞬間ってどんなときですか?

私はあまり一目惚れをすることがありません。
ではどんなときに好きと感じるかというと「それについて深く知ったとき」です。
この話がどうDevRelと紐づくんだ、と思われるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

「知る」と見え方が全く変わる

私の趣味は美術史の勉強です。
そういうと「なんか難しそう」「美術ってよくわからないんだよね」とよく言われます。

独学ですし、すべての作品に詳しいわけもありません。
展覧会に行ったって、正直見ていてよくわからないもののほうが多いです。
ですがその作品について「知る」ことができたとき、突然「好き」に変わる瞬間があります。

たとえばその作品はなぜ生まれたのか。どんな時代背景でどんな作者によってつくられ、この美術館の所蔵品になるまでにどんな歴史を辿ってきたのか。同じテーマで同じ時代につくられても、まったく違う作品が生まれるのはなぜなのか。
こういったことを知ると、なんでもないように見えていたただの作品が、自分の中の経験や考え、思いとリンクし、急にいとおしく見えてくることがあります。
この瞬間がたまらなく好きで、美術の勉強を続けています。

また、私は幼いころから説明書が好きなこどもでした。
行儀は悪いですが、レトルトのラーメンや冷凍食品を食べるときですら、パッケージの説明を読みながら食べたり、インターネットの使い方を覚えてからは、商品HPの開発者のこだわりを読みながら食べていました。そうするとなんでもなかったしょうゆ味のラーメンがとてつもなくおいしく感じるのです。
なんてちょろいんだと自分でも思うのですが、幸せや楽しいことが一つ増えるのでそれでいいのです。

仕事のはなし

さて、私はCOMPANYという自社製品が好きです。
なぜなら、コンサル時代にこの製品でお客様の業務が改善され、喜んでいらっしゃる瞬間を何度も目の前にしてきたからです。

そしてそのCOMPANYを開発し維持しているのが開発部門です。
開発部門の魅力を社内外に伝え、仲間を増やし、さらにその仲間の満足度を高めることは製品や会社の魅力アップにもつながります。

いい製品やサービス、働く環境があっても「知る」きっかけや手段がなければ伝わらない。そのきっかけや手段作りをするのが私の仕事なんだと思っています。

知るためにできること

さいごに、知るために普段意識していることを共有して終わりにしたいなと思います。

・できるだけ自分でそのものを見ること
難しく書いてしまいましたが、誰かの意見に流されず、バイアスをかけずに自分が見たままを感じて知ってみるのが大事かなと思っています。

・違和感がある、苦手なものほど調べてみる
私の中で、「違和感がある」ということは「知らないからそう感じるんだ」と前向きに捉えています。食わず嫌いせずにまずは知る努力をしてみて、それでも苦手なら私には合わなかったのだと意識の対象外から外しています。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

3
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?