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こんにちは、ふるすです。
技術広報アドカレ23日目を担当します:christmas_tree:

今年7月にフロント部門から異動してきてはや5か月が経ってしまいました。
異動してから今に至るまでずっと悩みの種になっていることがあります。
それが目標設定です。
多くの方がすでに技術広報のKPI設定や目標設定について語っているかと思うのですが、あえて私も自分の頭の中にあることをアウトプットしておこうと思います。

かつてピーター・F・ドラッカーが『現代の経営』で唱えたように、目標設定による自己管理が働くうえで重要だ…と頭では理解しているのですが、技術広報の目標設定、難しくないですか?
そもそも日本における「技術広報」の業務範囲って…などと考えるとさらにややこしくなるのですが、
・エンジニア採用のための広報活動
・自社エンジニアのブランディング活動
・自社エンジニア部門の認知度向上
このあたりを前提に置くと、いずれにしても私たちの活動だけが良い影響を与えたとは言えず効果測定がとても難しそうです。

そして目標達成のためのKPI設定も難しいです。
数値化できるKPIの例をmegayaさんの記事より引用させていただきます。

・技術ブログ
 ・月間の投稿数
 ・PV / MAU
 ・記事内のリンクから求人媒体へのクリック数
 ・SNSやはてなブックマークのシェア数
 ・記事を書いてくれたエンジニアの人数
 ・他社とのリレーション数
 ・記事によって他社との合同イベントにつながる
 ・他社メディアからインタビュー依頼がくる
・イベント / 協賛イベント
 ・イベント実施数
 ・協賛を行った数
 ・グッズを配布した数
 ・登壇数
 ・来客人数
 ・名刺交換数
 ・公式Twitterのフォロワー数
 ・協賛ブースなどの企画で「フォローしてくれたら〇〇プレゼント」などを行う
 ・SNSでのシェア数
 ・イベント導線からの面談応募数
 ・イベントの感想アンケートの満足度
・人事
 ・面談の応募数
 ・採用人数
 ・入社した自社エンジニアへの調査 / アンケート
  ・効果があった施策を記録していく
 ・エンジニアに直接コンタクトした数
・技術ブランディング
 ・SNSの反響数
 ・公式Twitterのフォロワー数
 ・アンケート
  ・企業にアンケートを依頼して1年で自社の印象が変わったのか確認
  ・現在と1年後の数値で比較

きれいにまとめていらっしゃってすごい。
それぞれの数を出すことは容易かもしれませんが、じゃあどれくらいの数を稼げたから「すごいね」になるのか?比較対象は昨年の数値?もしくは同業他社のもの?いまいちぴんときません。

じゃあどうする?
たしかに目標設定はしづらいし、成果は測りづらいですが、かと言ってこういった活動を取りやめて外向けの発信をやめてしまうのが得策とはとても思えません。
自社エンジニアの魅力を社外に発信したり、エンジニアの皆さんに発信してもらうことで、テック企業としての認知度を高めることは、優秀で多様なエンジニアの採用や維持に間違いなく寄与すると思っていますし、牽いては製品力向上、企業への貢献に繋がると信じているからです。

つまりやるしかないのだ
結論それかい!と思われるかもしれませんが、考えや価値観にアップデートがあればまたアウトプットしたいな。

ここまでお読みいただきありがとうございました:santa_tone1:

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