今回は、switch文について解説していこうと思います。
📗 対象
- JavaScript初学者
- 基礎的な所を学びたい方
📗 switch文とは
switch文はif文と似たような性質を持っていて、条件によって処理を分けるという文です。
ただ、if文のほうがシンプルで見やすいので基本的にはif文を使うほうが良いかもしれません。
switch文の基本型
const 変数 = 値 ;
switch(変数){
case 条件: 処理;
break;
case 条件: 処理
break;
case 条件: 処理
break;
default:処理 //defaultは上記の条件がすべて当てはまらなければ実行する
break;
}
このような形になります。
手順としては
1.変数を決めてあげる
2.switchの引数に変数を代入する
3.caseに条件を書いて、当てはまった場合の処理を書く
4.break;を記入。コレを書かないと、プログラムが止まらずに次の処理まで実行してしまいます。
実際にコードを書いてみましょう。
const number = 1 ;
switch(number){
case 1: console.log('数値は1です。');
break;
case 2: console.log('数値は2です');
break;
case 3: console.log('数値は3です');
break;
default: console.log('数値は1~3ではありません。');
break;
}
numberの値を2にすれば数値は2ですと出力されるかと思いマス。
また、breakという記述を消して実行してみると、コンソール上には、次の処理まで走ってしまうかと思いますので確認してみてください。
ちなみに上記をif文で書いてみると。
const number = 1 ;
if(number === 1){
console.log('数値は1です。');
}
if(number === 2){
console.log('数値は2です。');
}
if(number === 3){
console.log('数値は3です。');
}
このように、シンプルに出来る場合はif文で書くようにすると良いかもしれません。
@il9437 様からswicth文のほうが有効な場合があるとのご指摘を頂きました。
swicth文の有効性が非常にわかりやすいご指摘でしたので、興味のある方はコメント欄を御覧ください。
ご指摘ありがとうございました。
📗 次回予告
ユーザー定義関数の基本かStringオブジェクトについて書こうかなと思います!