ディレクトリをgitの管理下に置いてブランチを作成するまでの流れ

　Gitで管理していないディレクトリをgit initでGitの管理下に置く場合、最初にコミットをしておかないとブランチが作成できない。ただコミットする中身はまだないので、空のコミットを行う。空のコミットというのは、ステージに何も変更がないのにコミットをするということ。そのような状態では通常コミットは出来ないけど、--allow-emptyをつければ出来る。

# ディレクトリを作成
$ mkdir git-practice

# 作成したディレクトリに移動
$ cd git-practice/

# まだ.gitはない
$ ls -a
./  ../

# ディレクトリをGitの管理下に置く
$ git init
Initialized empty Git repository in hoge/git-practice/.git/

# .gitが出来ている
$ ls -a
./  ../  .git/

# 何も表示されない
$ git branch

# ブランチの作成に失敗してしまう
$ git branch sample
fatal: Not a valid object name: 'master'.

# --allow-emptyなしでコミットしようとしても出来ない
$ git commit -m"init"
On branch sample
nothing to commit, working tree clean

# 空のコミットをする
$ git commit --allow-empty -m"init"
[master (root-commit) abc125d] init

# コミットが履歴に追加されている(結果は割愛)
$ git log

# ブランチの一覧が見られるようになった
$ git branch
* master

# sampleブランチを作成
$ git branch sample

# 一覧に追加されてる
$ git branch
* master
  sample

# ブランチをsampleに切り替え
$ git checkout sample
Switched to branch 'sample'