はじめに
JTFほんやく検定っていう翻訳の検定を受けたんだけど、セキマネとか応用情報とかの資格の知識がめっちゃ役立ったので、短いけど受験体験記書くンゴ。
試験の概要
5級、4級、1~3級がある。1~3級には①日英翻訳と②英日翻訳があって、日付は一緒だけど時間が違うので併願が可能。日英と英日について、それぞれ5つの分野から1つを選択し、クオリティに応じて1級、2級、3級、不合格が判定される。ネットで受けられて、ネット検索とかも自由にしていい感じ。
分野は以下がある。
・政経・社会
・科学技術
・金融・証券
・医学・薬学
・情報処理
ワイの受験
ワイは今回、1~3級の日英翻訳と英日翻訳の両方を「情報処理」を選択して受けた。
分野の選択は、試験中に各分野の問題を見てから決められるんだけども、「科学技術」と「医学・薬学」は全く分からないので論外。「金融・証券」は、財務会計関連以外はそんな詳しくないし、めっちゃムズそうだったからナシだった。残るは「政経・社会」と「情報処理」だけど、「政経・社会」はけっこう簡単そうというか直観的に楽しいトピックだし一番とっつきやすいのではという感じだった。けどレッドオーシャン狙ってもというか、IT界隈のはしくれとしてみたいなアレで思い切って「情報処理」に挑戦してみた。
感じたこと
英日ではその内容からセキマネとか応用情報が役立った(日英ではその内容から開発関連の経験が役立った)。具体的には用語の概念とかをしっかり理解してたので、知識でだいたい文意を推測できるので、時間短縮的なメリットがすごかった。どこまで書いていいか分からないからぼやかすけど、こんなに?ってくらいドンピシャというかモロなトピックだったので、資格のメリット感じすぎて受けるか分からんけど情報処理安全確保支援士の参考書買ってしもた。そういえば応用情報受けてから2年以内は午前Ⅰが免除されるらしいし、そんなら受けてみてもいいかも。
今後に向けて
この資格、合否基準がけっこう厳しいらしいことを受験後に知った。それを知らず気を抜いて受けてしまったので、目標の級をとれない可能性があるので、再受験する可能性は大いにある。そこで再度情報処理を選択して受ける場合を想定して、フレームワークやライブラリのドキュメントなどは原文で読みたい。ワイはNode.jsのORMであるSequelizeのドキュメントを原文で読み込んでいたんだけども、これも結構役立った気がするのでというのもある。これは特に日英翻訳で役立った。専門用語は翻訳元言語と翻訳先言語で対応してる(会計でもそうンゴよね。減価償却費はDepreciation Amountとしか訳しようがない)ので、知ってるだけで時間省ける。
というか英日翻訳に比べて日英翻訳のほうが普通に難しい。英日翻訳とかはイマージョンとか普段してれば、文章読んで得られる非言語状態の概念を母語で表現すればいいだけなんだけど、日英翻訳は英語独特の表現に精通してかつ染みついてないと難しいし、できたとしても時間がかかる。ちなみに試験はどちらも2時間で、問題文の総量はぱっと見そんな多くないんだけど、普通に時間ぎりぎりだったしけっこう疲れた。