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ポモドーロ・テクニックを導入したことで解決できた課題とやり方について

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ポモドーロ・テクニックを導入したことで解決できた課題とやり方について

チーム内で課題として上がっていたこと

メンバー間の雑談だったり、一週間の振り返りの場でこういう意見があった。

「仕様確認の質問が色んな人から度々来るから、作業に集中する時間が取れない」
「サボっているわけでもないのに、今日やろうと思っていた仕事が全然進んでいない」

結局のところ、仕事に向かってはいるけど集中する時間が取れないために、なかなか進捗が出ないという状態だった。

せっかく集中できていても話しかけられることで途切れ、再度集中しようと思っても時間がかかってしまう…

話し合いをすることは大事だからなくすことはできないけど、集中する時間もほしいということで、ポモドーロ・テクニックを使って、時間の使い方にメリハリを付けることにした。

ポモドーロをやる上での決め事

基本的なサイクルとしては

  • 集中タイム:25分
  • Slack確認、メンバー間での質問:約5分(伸びすぎない程度に適宜変更)
  • 休憩:5分

エンジニアチーム内で 共通のタイマー を使って、このサイクルをまわしている。

周りの人 にお願いしたことは

  • 集中タイムの間は、緊急時以外は話しかけないようにしてもらう
  • 質問がある際は、社内SNSのSlackでメンションをつけて内容を送っておいてもらう

作業者 のルールとして設けたのは

  • 集中タイムの時は目の前のタスクに専念するため、社内SNSを開かないようにする
  • 集中タイムが終わったら必ずSlackを確認し、質問に回答する
  • 休憩中は作業をしないでリフレッシュに専念する

今が集中タイムかどうかを周りの人がすぐわかるように、うちのチームでは目立つところに 小さな旗を立てている

こういった目印は結構重要で、周りの人は席から立たずに状況を確認できるし、あのチームは何か面白そうなことしているというアピールにもなる。

実際にやってみて

25分間も待てないレベルの急な用事というのはほとんどなく(周りの人が気を使ってくれているのもあると思う)、集中タイム中は目の前の仕事に専念することができ、それに伴って以前よりも進捗がはっきりと出てくるようになった。

作業者側が高評価だったのはもちろんのこと、意外にも周りの人からの評価も高く、今までは「今、質問していいのか?集中を妨げてしまうのではないか?」と気になっていたようでこういったストレスがなくなったらしい。

サイクルの使い分け

ちなみに、出社している時は 集中:25分・休憩5分 のサイクル 、リモートワークの時は 集中:50分・休憩10分のサイクル でまわしている。

使い分けのポイントは休憩時間にあって
5分休憩であればトイレに行ったり軽い談笑で終わってしまうけど、10分休憩となると、思ったより長くやることがなくなってしまう。

ただリモートワークとなると話は別で、10分休憩があれば家事をこなすことができる。休日にすべてやらなくてもリモートワークの日と分割すると負担が減るし、体を動かすとリフレッシュ効果もあるのでオススメ!

まとめ

ポモドーロ・テクニックを使えば、手軽に効率化ができるので同じような課題を感じているチームは導入してみたらいいと思う。
人によっては外出や会議などで自分がコントロールできない時間があるかもしれない。でも30分以上のコントロールできる時間があるのであれば、そこだけでもやってみると効果が出るかも?

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