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基礎情報技術者理論(2)-集合

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集合
集合は,ある条件で集まったグループです。例えば,集合A「コーヒーが好きな人」,集合B「紅茶が好きな人」とすると,コーヒーが好き,紅茶が好き,というのが条件です。
集合を視覚的に分かりやすく表すために,ベン図という図が
用いられます。二つ以上の集合を組み合わせることが多く,代表的な組合せに次の五つがあります。

①和集合(A OR B,A+B,A∪B,A∨B) 二つの集合を足したものです。上記
の例では,「コーヒーか紅茶が好きな人」になります。

②積集合(A AND B,A・B,A∩B,A∧B) 二つの集合の両方に当てはまるもの
です。前記の例では,「コーヒーも紅茶も好きな人」になります。

③補集合(NOT A,A)
ある集合の否定です。前記の例では,「コーヒーが好きではない人」になります。

-参考-
その他の集合としては,二 つの集合演算をかけ合わせた NAND(NOT + AND), NOR(NOT + OR)などもあります。
さらに,データベースなどで使用する集合演算には, 直積,射影,選択,商などもあります。

④差集合(A−B)
ある集合から,別の集合の条件にあてはまるものを引いたものです。前記の例では,「コーヒーは好きだけれど紅茶は好きではない人」になります。

⑤対称差集合(A XOR B,A⊕B,A △B) 二つの集合のうち,どちらかの条件
にあてはまるものから,両方の条件にあてはまるものを引いたものです。前記の例では,「コーヒーか紅茶が好き, しかし両方は好きではない人」になります。

理論演算

コンピュータの内部表現では,数値のほかに論理(真か偽か) も表現できます。論理演算とは,データを論理で表現し,その組合せを演算することです。
通常,真(TRUE,YES,正しい)を1,偽(FALSE,NO,正しくない)を0 で表します。そして,それについてビットごとに論理和,論理積などを考えることによって,論理演算を行います。

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