CPU
CPUはコンピュータの頭脳に当たり、プロセッサと呼ばれています。CPUの性能は、主にフロック周波数とバス幅で表されます。
クロック周波数
コンピュータの内部では、一定の間隔で電圧が規則的に「高」「低」を繰り返す信号が生成されています。これがコンピュータの動作の基準となるクロック信号(クロックパルス)です。クロック信号の高低の搔い繰るが1秒間に繰り返される回数をクロック周波数といいます。単位としてHzヘルツが使われます。
例えば、クロック周波数2GHzとは、1秒間に2x10⁹回の信号を生成していることを示しています。この信号に合わせて、コンピュータが動作しています。これは人に例えると、脈拍のようなイメージです。
CPU内部のクロック周波数は内部クロック、cpuの主記憶などの周辺回路を結ぶ伝送路のクロック周波数は外部クロック(システムクロック)といいます。内部クロックは、外部クロックの数倍の速度で動作しますが、PCのカタログなどにあるクロック数は内部クロックのことです。
一般的に、同一種類のCPUであれば、クロック周蓮は高いほど処理能力は高くなります。但し、主記憶やハードディスクなどの性能も関係してくるため、CPUのクロック数を2倍にすれば、システム全体も2倍になるわけではありません。
また、CPUの発熱量も増加するので、防熱処理が問題となり限界があるためM様々なCPUの高速化の方法が考えられています。
バス
CPUのや錦億、キャッシュメモリなどで、お互いがデータの送受信をするための伝送路をバスといいます。これは人に例えると、血管のようなイメージです。
一般的に、バス幅は広く、クロック周波数が大きいほど、高速にデータを送受信することができます。