時間ができたので、副業、フリーランスについて簡単に調べてまとめてみました。
予想については、あくまでも個人の意見なのでそこはよろしくお願いします。
とりあえず、今後の自分のキャリアを考えながらつらつらと書いてみたメモ書きです。。
####フリーランスの市場規模・成長性
現在日本においてフリーランス人口は1000万人あまりで国内労働人口の約6分の1を占める数となっていおり経済規模にすると約20.1兆円という試算もあります。、昨今の副業解禁ブームなども伴い、市場規模もそれに応じてさらに大きくなると予想されている。米国では、1 億 6 千万人の労働力人口のうち 5,730 万人が既にフリーランス化しており、2027 年にはフリーランス人口が過半数になるという予測が出ています
出典:プロフェッショナルな働き方 フリーランス白書 2018
####市場内の分類
厚生労働省が発表した、フリーランス白書2018において、フリーランスは以下3つに分類される。
表: フリーランス分類
分類 | 例 |
---|---|
クリエイティブ系 | デザイナー、編集者、映像ディレクター、コピーライター、フォトグラファオー、アーティスト |
ビジネス系 | エンジニアやライター、コンサルタント、広報や人事・財務などのスペシャリスト |
職人系 | スタイリスト、美容師、フードコーディネーター、ハンドメイド作家、ハウスキーパー、スポーツトレーナー、講師など |
出典:プロフェッショナルな働き方 フリーランス白書 2018
####ターゲット領域(稼ぎたいなら)
経済産業省が公表している、”電子商取引に関する市場調査"において、toC向けのEC取引総量が約16兆円、toB向けの取引総量が317兆円となっている。toC向けの市場が成長しているとは言え20倍の市場規模の差がある中では、toB向けの領域にフォーカスするのが良いと考える。(上記分類だと一番はやるならビジネス系だろと個人的には考える。もちろん得意分野にもよるが・・・)
出典:平成 29 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備
###ターゲット領域での課題
toB向けの市場に絞った上で、今後フリーランスの市場規模が増えていくに伴い、以下課題を解消するためのニーズが高まると予想される。サービスを提供しようと考えた場合、この領域においても、フリーランス側へのアプローチよりも企業側サイドの課題を解決することのニーズと単価が高いと考えられる。
- 企業側(toB側へのアプローチ)
- フリーランスのスキルの担保(質)
- フリーランスの管理
- 個人側
- 実績がない場合、ランサーズやクラウドワークスでマージンを多く引かれる、企業側に買いたたかれる(収入面)
- 基本的には既存の持っているスキルで勝負するため、スキルのアップデートが乏しい(スキル)
- 契約先の法人での待遇
出典:中小企業庁 小規模企業白書
###フリーランス先進国アメリカにおける事例
Wroking on Working : 品質の高いフリーランスの予定を確保するサービス
審査を通過し、優秀だと判断されたフリーランスが登録できてる。企業側はその優秀なフリーランスのスケジュールを押させることができる。
https://workingnotworking.com/
https://www.advertimes.com/20160516/article224843/5/
Gigster : トップクラスのエンジニアを提供するサービス
- series B
- 作りたいプロダクトに応じて明瞭会計で提供する。
フリーランスので仮想チームを組み、企業のエンジニアリング部門の業務を請け負う
Engineering.ai : AI x フリーランス
- series A
- 一部GIgsterと似た動きをする。異なる点としては、システムやデザインを部品として保管しておきそれを有効に活用する。また、案件に応じて質の高い世界中のフリーランスをアサインする仕組み。
https://techcrunch.com/2018/11/06/engineer-ai-raises-29-5m-series-a-for-its-aihumans-software-building-platform/
https://www.engineer.ai/customers/
####今後についての予想
グローバルでは、Samsungなどの大企業がUpwrok(アメリカにおけるフリーランスのプラットフォーム)を活用して60%のコストカットに成功している()。現在の日本においては、それほどフリーランスの活用が進んではないが、今後企業に対してのアプローチとして、先に見た[ Wroking on Working] やGigsterといったや質の高いフリーランスを提供するサービスが進むと考えられ、テクノロジーを活用した"クラウドソーシングx AI , Blockchain を活用したハイスキル人材のマッチングサービス"やGigsterの様に、質の高いフリーランスを仮想チームとしてまとめプロダクト開発を請け負うサービス”が今後増えていくと考えられる。
また、フリーランス側(個人)に対してのアプローチはスコープ外としているが、客観的にみるとクラウドソーシングのプラットフォームやオンライン講座などがあげらるが既に飽和状態となっている。そのため、差別化として情報弱者を対象とした”情報商材の販売”とのグレーなビジネスがさらに増えそうなので、注意したい。
####まとめ
フリーランス界隈でサービスを提供するなら:企業向けに質を担保したサービスだろう。
そのアプローチとして、PM含めてやってしまう or テクノロジーを使ってマッチングプラットフォームを提供する・・・・
今後他のアプローチもありそうだし継続的に注視していきたい。
P.S. 他にも情報があれば教えていただけると幸いです。